学校の集合写真撮影で十字架を外すよう指示 ムスリムの黒衣は許可 スウェーデン キリスト教 差別

スウェーデンの中学校でクラスの集合写真を撮る際、首に十字架のネックレスをしていた男子生後に対し、カメラマンが相応しくないので外すよう指示したが、黒マントを被っていたムスリム生徒は、そのままでいることが許可された。

スウェーデンの公教育では、学校内での宗教的シンボルの誇示・表示が禁止されているが、イスラム教、ユダヤ教などは批判されずキリスト教だけ禁止されており逆差別であるという苦情がしばしば指摘されている。

この学校の校長は、カメラマンの責任であるとし、論争から距離を置いている。

Swedish Pupil Banned From Wearing Cross in School Photo While Muslims Allowed to Keep Their Veils
07:22 GMT 12.10.2020
https://sputniknews.com/europe/202010121080743801-swedish-pupil-banned-from-wearing-cross-in-school-photo-while-muslims-allowed-to-keep-their-veils/

・・・日本のヘイトスピーチ規制法の規制対象も「日本人だけ」だから、将来の日本社会もこうなりそう。

日本のヘイトスピーチ規制法は、単に「●●人はゴキブリ」と動物に例えたり、「●●人は出て行け」という直接的な表現を規制しているだけではない。

外国人に対する差別思想を日本人に植え付けたり広めたりする言動、差別を将来誘発させるような言動も含め、規制範囲を広範囲に想定している。

平たく翻訳すると、生粋の日本人が外国人の「気分を害したら駄目」なのである。

日本人が何気なく「物事はこういう風に考えるのが普通なのに」と発言しただけで、「それは日本だけの思想・習慣だ」と外国系の人が指摘することは十分に考えられ、従って外国人排斥思想だとして糾弾される下地は、現状で既に出来上がっている。

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