コロナ・ワクチン新システムに不具合頻発 データ入力、自治体に負担

ワクチン新システムに不具合頻発 データ入力、自治体に負担
5/15(土) 19:10配信
産経新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/21af9def0c84949eaf64e188d272db5f6d3766b5

 新型コロナウイルスのワクチンの接種状況を一元的に把握するため、国が導入した新システムに自治体や医療機関から不満の声が上がっている。接種券を読み取るタブレットの不具合に加え、システムへの入力作業などが重荷になっているからだ。高齢者に続き、一般の人の接種が本格化するにつれ、接種状況の迅速な把握が難しくなったり、誤った情報が入力されたりするケースも想定され、混乱が加速する恐れがある。(鬼丸明士)

 新たに導入された「ワクチン接種記録システム(VRS)」は、自治体側があらかじめ整備している予防接種台帳や住民基本台帳から住民の氏名や生年月日、接種券の番号、マイナンバーといった情報を入力。国から配布されたタブレットを使って接種会場の担当者が接種券に記載された18桁の数字列を読み取り、接種記録を蓄積する仕組みだ。

 これまでの予防接種では住民の情報が予防接種台帳に反映されるまで2~3カ月かかることもあったが、このシステムは瞬時に接種記録を把握することが可能で、市区町村間での共有などのメリットがある。

 国は4月から高齢者接種が始まるのに合わせ、計約4万台のタブレットを市区町村に配布。だが、現場ではタブレットが18桁の数字列を読み込まなかったり、フリーズしたりする不具合が頻発しているという。

 「手持ちだと、手振れでタブレットが数字を全く読み取らない」と東海地方の自治体担当者。数字の部分に汚れなどが付いていた場合は全く違う番号を識別し、最悪の場合、接種を受けた住民ではない人物の接種記録が蓄積されることもあるという。

 こうした不具合については、システムを管轄する内閣官房も把握。自治体向けのレクチャー動画などを配信しているほか、タブレットの読み取り用スタンドを各自治体に配布することを決めた。

 ただ、それだけでは問題は解決しない。東京都のある自治体の担当者は「システムの活用は現場にとって負担でしかない」と打ち明ける。システムへの入力チェックはすべて自治体任せとなっているからだ。

 リアルタイムで入力せずに、後でまとめて作業をするケースも出ており、入力を行わない自治体や医療機関が出てきた場合は、実際の接種状況と政府の発表する接種状況が合わない事態も想定される。

 ある自治体の担当者によると、医療機関側が、新しいシステムへの理解や入力への手間を嫌がり、ワクチンの打ち手を確保することが難航したことがあった。また、先行してワクチン接種が行われた医療従事者の記録がシステムに登録されていないケースもあり、今後、一般の接種が本格化した際、同様の事態が起こることは容易に考えられる。自治体関係者は、「システムに登録されるデータが信頼できないものになってしまう」と不安視した。

■システムのトラブルはほかにも…

 新型コロナウイルス対策で、国が情報通信技術(ICT)を活用した事例では、ほかにもトラブルが相次いでいる。

 特に大きな問題となったのは、スマートフォン向け接触確認アプリ「COCOA(ココア)」の不具合だ。一部の利用者に感染者と濃厚接触した可能性があっても通知がされず、4カ月間も機能していなかった

 保健所などが感染者情報をインターネット上のデータベースに入力する「HER-SYS(ハーシス)」は、手書きの感染者発生届をファクスで送付していた状態を改善しようと、厚生労働省が集計ミス防止や負担軽減を目的に導入。しかし、逆に入力が負担となり、システムを利用していない自治体が多いことが判明している。

 今月12日には全国各地の自治体のワクチン予約システムが障害を起こし、予約ができない状況が起きた。

■「入力作業の増加は本末転倒」

 なぜ多くのトラブルが発生するのか。ITジャーナリストの三上洋氏は、HER-SYSのほかにも「ワクチン接種円滑化システム(V-SYS)」や「ワクチン接種記録システム(VRS)」など複数のシステムが乱立していることが最大の要因だと指摘。システムが連携しておらず現場の負担が増しているとした上で「IT化は効率化のためにするはずが、現場の使い勝手を無視し、入力作業が増えているのは本末転倒」と批判する。

 9月に創設されるデジタル庁が主導して整備する予定の「ガバメントクラウド(政府クラウド)」で一括化するのが望ましいが、現状では難しく、「現時点では、ワクチン予約については日時指定をして混乱しないようにするなど、現場に負担をかけないように費用と人員をかけるべきだ」と話した。



(ヤフコメから)
山口健太 認証済み | 3時間前 フリーランスジャーナリスト 報告

なぜ接種券のバーコードを読み取らないのか、という指摘が相次いでいますが、このバーコードは「市区町村」用で記載は任意とされており、全国で運用するシステム(VRS)への入力には18桁の数字を読み取るしかなかったようです。

この数字にはOCR処理に適したフォントを使うよう指定されているものの、タブレットの操作に慣れていないとスムーズに読み取れない可能性があります。そこで読み取り用の「スタンド」を自治体に配布する事態になりました。

本来であれば数字ではなく、カメラで読み取るのに適したバーコードやQRコードを記載すべきところです。しかしワクチン接種を急ぐあまり仕様変更の後戻りができず、結果的に現場にしわ寄せが来ています。

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sho***** | 5時間前

>現場ではタブレットが18桁の数字列を読み込まなかったり

番号の読込なんてバーコードかQRコードを使えばいいのに、厚労省が「接種券へのバーコード、QRコードの印字については、各自治体の任意でいい」と宣言してしまったため、官邸が厚労省の計画のヤバさに気付いたときにはバーコード、QRコードのない接種券が出回ってしまい、やむを得ず動作不安定なOCRによる数字読込になってしまったとのこと。

仕事柄、いろんなICTシステムの失敗事例を見ていますが、最初の計画段階でITのことを何も分かっていない、紙と人手の仕事しか知らない人が致命的な判断ミスをして、後からどんなに頑張ってもうまくいかないケースを多く見てきました。

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uryu | 4時間前

天下りがいるような癒着企業に高い金額で発注するからこういうことになるんだろうな…。
デジタル庁できても上層部はIT知識無いような高齢者で固めるのだろうし、先が思いやられる…。

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mar***** | 4時間前

現場です
ホントに数字をタブレットで読み込むのが手間です。
バーコードリーダーで読み込めればまだ良いのかもしれないけど、いちいちカメラを起動し読み込み、一人ずつ本名前と番号確認して登録、ちゃんと読み込めば良いけどちゃんと読み込まない時もあるし
これが個人のクリニックでも1日何十人とやらないといけない作業
さらに読み込みと請求業務はさらに別なので月始めは請求書は別で作ったりとめんどくさいことこの上ない。
もう少し簡素化出来なかったのかと思います。

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gzk***** | 4時間前

このタブレットのアプリは少し前から問題になっており、他にも、画面がぼやけたり、フリーズしたりと言う問題も頻繁に起こっています。
仕方なしにパソコンで接種した方の番号など手打ち作業になっている自治体もあります。

しかし報告はこのアプリでの報告義務があり結局後で入力し二度手間になっているので、リアルタイムでのワクチン接種人数推移報告がかなり遅れているようです。
政府の委託先のアプリ開発企業は何故、いつもこんな不具合だらけのアプリなのか?デジタル丁なんて、こんな調子では先が思いやられる。

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lcf***** | 4時間前

Vsysを使っていますが、まぁ酷い。
まず知らないうちにシステムが立ち上がっていて利用者である医療機関になんの告知もされていなかった。
そして登録はまず自治体と集合契約を結びそのあと取りまとめて厚労省がVsysのIDを作って通知されるが、その手続きだけで2週間から1ヶ月かかると言われた。
手続き上の質問でVsysヘルプデスクに問い合わせたら、その質問は厚労省に聞かないと分からないけど、案件が逼迫しているので回答はいつになるか約束できません、と爽やかに言いきられた
IT大国ってどの口が言ってんのか。

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jun***** | 3時間前

とにかく事務作業量が多い。VRS VSYSに加え、書類も自治体に提出する必要がある。ITを使えば手数が減るのが普通だが、ITによって負担が増え、さらにデバイスもアプリもゴミレベルである。クリニックではワクチン接種のために事務員や看護師を増やす必要があるが、ワクチン接種の料金は安い。つまり接種すればするほど赤字となる。そのため中型規模の病院は接種しないところが多い。これでは迅速な接種は望めないであろう。

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ono***** | 3時間前

3億8千万円の最高級システムです。導入発表時には既に発注されていたシロモノです。昨今こうしたシステムの最高級開発費はほぼゼロです。理由は簡単でベースのデータベースはクラウドにあるので項目を設定するだけで動きます。QRコードの組込みも同じです。コストは運用管理、指導、データ管理などにかかります。3億8千万円の中身はかなり疑問です。

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ste***** | 3時間前

クリニックに勤める友人に聞いた話しだと読み込ませるのに一件あたり1分。医師の診察も義務付けられてるのでその時間も加算されるのでその時間も入りワクチンの準備なども加わり60人接種しようとすると3時間位は掛かるらしいです。通常の診察もあるので今から戦々恐々だそうです。素人の自分は右から左へ並んで注射して終わりと思ってたイメージだけど事務的な要素や医師の診断などあるとなかなか接種が完了するまでには時間が掛かるのかなと思いました。

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igo***** | 4時間前

よくわからんのだが、「一回目、二回目の接種済み」を本人と連動入力させるなら、タブレットなんかよりも二次元バーコードでピッでいいんじゃないの?接種後に休んでいる人をまわって、クロネコヤマトのハンドヘルドみたいなやつでピして、データを飛ばせばいいんじゃないの?なぜタブレットがいるのか疑問。

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yuk***** | 4時間前

医療機関で事務をしています。
まったくその通りです。
ある日、勝手にタブレットが国から送られてきて、接種券番号を読み取ってくれとありました
ほんとに、すごく時間がかかります。
今は真面目にタブレットで読み取り、Vーsysにも入力はしています。
はっきり言ってすごく手間で面倒です。
これに入力しなくても誰にもバレないと思います。
バレても言い訳はいくらでも出来ます。
そろそろ入力しなくなるかもしれません()


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kun***** | 3時間前

医療従事者です。各省庁がそれぞれ自分の都合に合わせたシステムを立ち上げ、てんてこ舞いしている事務員にそれぞれに入力させます。余裕がないのでミスも発生しがちで業務終了後ダブルチェックします。ネットのシステムはツールであって使うことが目的ではない。
同じようなデータ入力をさせられます。今度の内閣は「縦割り行政の打破」とか言っていたがデータの共有もできないのか?

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sy_***** | 14分前

OCRなんて昭和の人の考えることだろ。
今は令和なんだが、、、
時代について行けてない昭和時代の政治家は隠居してほしいわ

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ac3***** | 3時間前

私はクリニック勤務ですが、限られた人数の中で実際コロナ検査もしワクチン接種・G-MIS・HER-SYS・VRS・V-SISに加え、自治体のコロナ発生入力など入力作業も膨大であり、仕事量が増えて負担が大きいです。
コロナの情報入力も厚生労働相と自治体となぜ同じ情報をいくつも入力しなければいけないのですか?
厚生労働相のシステムに入力し、自治体がアクセスではダメですか?
外来業務をこなしながら、事務作業をして…効率の悪いことばかりです。



・・・役所にぶるさがる仕事をしていると、この馬鹿騒ぎに巻き込まれる。担当しているキャリア組は、具体性を欠いたまま、ただ「やれ」と命じ、あとは目が合う度に「早く、早く」とせき立てるだけ。別に東大法学部卒でなくても、誰でもできる役回り。どこの官庁も一緒。現場の混乱が目に浮かぶよう。

すぐ接種できないという危機感があると、ワクチン普及には追い風になる側面がある。皆が殺到するから。

どちら様も、ビタミンCとDを摂って、安らかにお過ごし下さい。コロナらしき症状で具合が悪くなったら、Cを3,000mg、Dを15,000IU一気に飲む(毎日飲むのではない。危ないと感じた時に一度限りの服用)。Dは毎日の日光浴で代替できる。即効で回復する。ワクチンは必要ない。

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