パレスチナとイスラエルが相互に銃撃戦、空襲 対立激化
ロケット弾撃たれ戦闘機で空襲…中東震えさせる２つの国の報復戦（１）
中央日報日本語版2023.01.29 11:01
https://japanese.joins.com/JArticle/300358
パレスチナのイスラム組織ハマスが、実効支配するガザ地区からイスラエルに向けロケット弾を発射し、イスラエル軍は戦闘機を動員して報復空襲を敢行した。イスラエル軍がヨルダン川西岸でパレスチナ武装勢力と衝突して１０人余りが死亡してから１日ぶりのことだ。イスラエルとパレスチナの衝突が激しくなり中東で危機感が高まっている。
イスラエル軍は声明を出し、２７日に戦闘機でガザ地区に対する空襲を敢行したと明らかにした。ＡＦＰ通信はガザ地区の消息筋の話として、イスラエルの戦闘機がハマスの軍事施設を狙って１５回空襲し、死傷者は発生しなかったと伝えた。
今回の空襲はこの日午前０時と３時３０分ごろにガザ地区からロケット弾５発をイスラエルに向け発射したことに対する報復措置だ。イスラエル軍関係者はガザ地区から発射されたロケット弾のうち３発はイスラエルの低高度防空網であるアイアンドームで迎撃され、１発は空き地に、残りの１発はガザ地区内に落ちたと伝えた。ロケット弾が発射されるとガザ地区と隣接したイスラエル地域ではサイレンが鳴り住民が避難した。人命被害は報告されていない。
イスラエル軍は前日にヨルダン川西岸北部の難民キャンプを襲撃し、これを阻止しようとしたパレスチナの武装勢力と銃撃戦を行った。この過程でパレスチナの民間人２人と武装勢力７人が死亡し、２０人が大きく負傷した。パレスチナ保健省は死亡者の中には１８歳の少年と６１歳の女性が含まれ、負傷者のほとんどが頭や胸に実弾を受け、４人は重態だと明らかにした。
銃撃戦が起きた難民キャンプはヨルダン川西岸地区で代表的なパレスチナ武装要塞に挙げられる。２００２年にパレスチナの抵抗運動である「第２インティファーダ」の際にイスラエル軍の鎮圧作戦でパレスチナ人５２人が死亡しているところでもある。ワシントン・ポストは今回の事件を「第２インティファーダから２０年ぶりに最悪の攻撃」と伝えた。
イスラエル軍は今回の事件に対し「イスラエルに大規模攻撃を計画中のイスラム武装勢力「イスラム聖戦」に対する対テロ作戦であり、武装勢力が先にイスラエル軍に向かって発砲した」と伝えた。また、交戦中に６人の「テロリスト」が死亡し、他の１人は降伏したとして、追加死傷者に対しては調査中だと明らかにした。米国とイスラエルは「イスラム聖戦」をテロ組織に指定した。
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ロケット弾撃たれ戦闘機で空襲…中東震えさせる２つの国の報復戦（２）
https://japanese.joins.com/JArticle/300359
パレスチナ保健省は声明を通じイスラエル軍が負傷者を搬送する救急車の出入りを妨げ、わざと病院の小児病棟に催涙弾を発射したと非難した。難民キャンプの住民は「イスラエル軍は動くあらゆるものを撃ち、道路と自動車、水タンクまでも破壊した」と話した。
同日午後、東エルサレムではイスラエルの攻撃に抗議するパレスチナのデモが広がった。パレスチナのワファー通信社は、イスラエル軍がデモ隊に向け銃撃を加え２２歳のパレスチナ人青年１人が死亡し２人が負傷したと伝えた。
パレスチナ自治政府のアッバス議長は２６日、難民キャンプ襲撃を「虐殺だ」とし、３日間の服喪期間を発表した。続けて「この時間をもってイスラエル占領勢力政府との治安協力は存在しない」と宣言した。パレスチナがイスラエルと治安協力断絶を宣言したのは２０２０年５月から３年ぶりだ。
治安協力が中断されれば、パレスチナが実効支配するヨルダン川西岸地区とガザ地区などで救急患者が発生しても最も近いイスラエルに搬送できない状況が起きる恐れがある。また、パレスチナ自治政府は今回の事件を国連安全保障理事会と国際刑事裁判所、その他国際機関に提訴する計画だと明らかにした。
アラブ連盟のアブルゲイト事務総長も「イスラエルが最近極右派政府の強硬政策により占領地であくらつな蛮行を犯している」として国際社会がこれを阻止すべきと強調した。エジプト外務省も声明を出し「イスラエルはパレスチナの都市に対する無差別攻撃を即時せよ」と促した。
こうした状況で２９～３１日にエジプト、イスラエル、ヨルダン川西岸地区を訪問するブリンケン米国務長官が仲裁役に乗り出すかに関心が集まっている。ブリンケン長官はこれまでイスラエルとパレスチナの対立を仲裁してきたエジプトのシシ大統領とまず会った後、イスラエルのネタニヤフ首相とパレスチナのアッバス議長とも順に会う。米国務省のプライス報道官は「暴力を終息させ緊張を緩和する措置の必要性を強調するだろう」と伝えた。
（追記）
🚨 パレスチナ全体が植民地の暴力への抵抗で爆発するにつれて、次の展開が進行中です。
- パレスチナ人は、爆竹、モロトフ カクテルなどを使って、占拠された #AlQuds の周辺地域でユダヤ人至上主義者の警察と対決します。
- シオニスト軍は、Aqabat Jaber 難民キャンプ #Areeha を完全に包囲し、襲撃する。 レジスタンスは銃撃で対応している。
- 占領軍はあらゆる対立点で逮捕を試みている。 ラマッラー付近でパレスチナ人のデモ中に子供が逮捕されました。
- #ナブルスの南にあるクスラの入植者は、パレスチナ人の車に火をつけ、家々に損害を与えています。 モスクは、進行中の入植者の侵略を防ぐために、パレスチナ人の動員を呼びかけています。
- ウェストバンク北部の植民地時代の検問所は、絶え間ない抵抗の銃撃を受けています。
https://t.me/VanessaBeeley/12254
（↑リンク先の動画をクリックで大画面。激しくやり合っている）
（追記終了）
中央日報日本語版2023.01.29 11:01
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パレスチナのイスラム組織ハマスが、実効支配するガザ地区からイスラエルに向けロケット弾を発射し、イスラエル軍は戦闘機を動員して報復空襲を敢行した。イスラエル軍がヨルダン川西岸でパレスチナ武装勢力と衝突して１０人余りが死亡してから１日ぶりのことだ。イスラエルとパレスチナの衝突が激しくなり中東で危機感が高まっている。
イスラエル軍は声明を出し、２７日に戦闘機でガザ地区に対する空襲を敢行したと明らかにした。ＡＦＰ通信はガザ地区の消息筋の話として、イスラエルの戦闘機がハマスの軍事施設を狙って１５回空襲し、死傷者は発生しなかったと伝えた。
今回の空襲はこの日午前０時と３時３０分ごろにガザ地区からロケット弾５発をイスラエルに向け発射したことに対する報復措置だ。イスラエル軍関係者はガザ地区から発射されたロケット弾のうち３発はイスラエルの低高度防空網であるアイアンドームで迎撃され、１発は空き地に、残りの１発はガザ地区内に落ちたと伝えた。ロケット弾が発射されるとガザ地区と隣接したイスラエル地域ではサイレンが鳴り住民が避難した。人命被害は報告されていない。
イスラエル軍は前日にヨルダン川西岸北部の難民キャンプを襲撃し、これを阻止しようとしたパレスチナの武装勢力と銃撃戦を行った。この過程でパレスチナの民間人２人と武装勢力７人が死亡し、２０人が大きく負傷した。パレスチナ保健省は死亡者の中には１８歳の少年と６１歳の女性が含まれ、負傷者のほとんどが頭や胸に実弾を受け、４人は重態だと明らかにした。
銃撃戦が起きた難民キャンプはヨルダン川西岸地区で代表的なパレスチナ武装要塞に挙げられる。２００２年にパレスチナの抵抗運動である「第２インティファーダ」の際にイスラエル軍の鎮圧作戦でパレスチナ人５２人が死亡しているところでもある。ワシントン・ポストは今回の事件を「第２インティファーダから２０年ぶりに最悪の攻撃」と伝えた。
イスラエル軍は今回の事件に対し「イスラエルに大規模攻撃を計画中のイスラム武装勢力「イスラム聖戦」に対する対テロ作戦であり、武装勢力が先にイスラエル軍に向かって発砲した」と伝えた。また、交戦中に６人の「テロリスト」が死亡し、他の１人は降伏したとして、追加死傷者に対しては調査中だと明らかにした。米国とイスラエルは「イスラム聖戦」をテロ組織に指定した。
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ロケット弾撃たれ戦闘機で空襲…中東震えさせる２つの国の報復戦（２）
https://japanese.joins.com/JArticle/300359
パレスチナ保健省は声明を通じイスラエル軍が負傷者を搬送する救急車の出入りを妨げ、わざと病院の小児病棟に催涙弾を発射したと非難した。難民キャンプの住民は「イスラエル軍は動くあらゆるものを撃ち、道路と自動車、水タンクまでも破壊した」と話した。
同日午後、東エルサレムではイスラエルの攻撃に抗議するパレスチナのデモが広がった。パレスチナのワファー通信社は、イスラエル軍がデモ隊に向け銃撃を加え２２歳のパレスチナ人青年１人が死亡し２人が負傷したと伝えた。
パレスチナ自治政府のアッバス議長は２６日、難民キャンプ襲撃を「虐殺だ」とし、３日間の服喪期間を発表した。続けて「この時間をもってイスラエル占領勢力政府との治安協力は存在しない」と宣言した。パレスチナがイスラエルと治安協力断絶を宣言したのは２０２０年５月から３年ぶりだ。
治安協力が中断されれば、パレスチナが実効支配するヨルダン川西岸地区とガザ地区などで救急患者が発生しても最も近いイスラエルに搬送できない状況が起きる恐れがある。また、パレスチナ自治政府は今回の事件を国連安全保障理事会と国際刑事裁判所、その他国際機関に提訴する計画だと明らかにした。
アラブ連盟のアブルゲイト事務総長も「イスラエルが最近極右派政府の強硬政策により占領地であくらつな蛮行を犯している」として国際社会がこれを阻止すべきと強調した。エジプト外務省も声明を出し「イスラエルはパレスチナの都市に対する無差別攻撃を即時せよ」と促した。
こうした状況で２９～３１日にエジプト、イスラエル、ヨルダン川西岸地区を訪問するブリンケン米国務長官が仲裁役に乗り出すかに関心が集まっている。ブリンケン長官はこれまでイスラエルとパレスチナの対立を仲裁してきたエジプトのシシ大統領とまず会った後、イスラエルのネタニヤフ首相とパレスチナのアッバス議長とも順に会う。米国務省のプライス報道官は「暴力を終息させ緊張を緩和する措置の必要性を強調するだろう」と伝えた。
（追記）
🚨 パレスチナ全体が植民地の暴力への抵抗で爆発するにつれて、次の展開が進行中です。
- パレスチナ人は、爆竹、モロトフ カクテルなどを使って、占拠された #AlQuds の周辺地域でユダヤ人至上主義者の警察と対決します。
- シオニスト軍は、Aqabat Jaber 難民キャンプ #Areeha を完全に包囲し、襲撃する。 レジスタンスは銃撃で対応している。
- 占領軍はあらゆる対立点で逮捕を試みている。 ラマッラー付近でパレスチナ人のデモ中に子供が逮捕されました。
- #ナブルスの南にあるクスラの入植者は、パレスチナ人の車に火をつけ、家々に損害を与えています。 モスクは、進行中の入植者の侵略を防ぐために、パレスチナ人の動員を呼びかけています。
- ウェストバンク北部の植民地時代の検問所は、絶え間ない抵抗の銃撃を受けています。
https://t.me/VanessaBeeley/12254
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（追記終了）
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