“乗っ取り屋”「佐々木ベジ」に狙われた土木会社の“残酷物語” 苛烈な締め付けで退職者続出
“乗っ取り屋”「佐々木ベジ」に狙われた土木会社の“残酷物語” 苛烈な締め付けで退職者続出
記事提供終了日:2023/11/4(土)
3/9(木) 10:30配信
デイリー新潮
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ef83cbe620822f3a064a0196f298574f5d9bdb7?source=pc-detail-subcolumn
往々にして、「乗っ取り屋」に攻め込まれた企業は、悲惨な末路を辿ることになる。
バブル華やかなりし時代から、企業買収でその名を馳せた佐々木ベジ氏(67)。一風変わったベジという名は、東京・青ヶ島村村長でベジタリアンだった父親が付けたものだとか。高校卒業後、秋葉原でのチラシ配りやバッタ屋で身を起こすと、通信販売や不動産業で成功を収め、財を成した。その豊富な資金力にモノを言わせ、20社以上の企業を傘下に収めている。
いま一つ、正体が掴めないところから、「兜町の怪人」との異名も持つ佐々木氏が、目下、乗っ取り屋として精力を傾けているのが、土木関連会社「技研興業」だ。
そもそも、佐々木氏はグループ中核企業の「フリージア・マクロス」で、技研興業の20%前後の株を取得し、1993年6月から4年間ほど取締役の列に加わっていた。しかし、傘下の通販会社が倒産し、佐々木氏自身も破産宣告を受けるはめに。その結果、取締役には相応しくないとして、97年9月、技研興業から放逐されたのだ。
(カネに振り回される人々のドラマを描く「週刊新潮」の連載コラム「MONEY」より)
土木会社を牛耳る「佐々木ベジ」と「“岸田首相の子分”議員」の怪しい関係 「コロナ利権」も?
記事提供終了日:2023/11/11(土)
3/16(木) 10:30配信
デイリー新潮
https://news.yahoo.co.jp/articles/32fbacaa38b6c470f0488f6e4acc203242986e38?source=pc-detail-subcolumn
バブル華やかなりし時代から、「乗っ取り屋」として名を馳せた佐々木ベジ氏(67)。新たに傘下に収めた土木関連会社「技研興業」では、その常軌を逸した横暴ぶりに堪え兼ね、およそ200人だった社員が半減した。技研興業の元社員が前回(「週刊新潮」2023年3月9日号「MONEY」欄)からの告発を続ける。
***
「問題なのは、佐々木さんが法人税や消費税、社員の住民税などを支払おうとしなかったことでした。そのため、技研興業は公共事業の入札参加資格を得られなかった」
やむなく、プロパー役員二人と経理を担当する管理本部の幹部が、佐々木氏の承認を得ずに納税していた。ところが、佐々木氏に届いた匿名文書によってその行為が露見し、プロパー役員二人は自宅謹慎となる。
管理本部の幹部は、佐々木氏のグループ企業の拠点である東京・神田の「フリージアビル」の一室で「反省文書き」を命じられた。幹部は一昨年11月半ばから監視付きの軟禁状態に置かれ、昨年3月の終わりに自主退職している。
「ところが、佐々木さんは自主退職を申し出た日付から遡って懲戒解雇処分にし、退職金の支払いを拒否しました」
地方の営業所などでも会社に嫌気が差した退職者が続出。昨年10月には、幹部を含む社員15人が、技研興業を相手取って退職金や慰謝料など総額1億1000万円超の支払いを求める集団訴訟を東京地裁に起こしている。
懇意な政治家
社員を蔑ろにする一方で、佐々木氏は例年、盛大なパーティを催し、政治家らを招待。「都議会のドン」と呼ばれた故・内田茂元都議をはじめ、丸川珠代元五輪相や鈴木宗男参院議員、林芳正外相や松川るい参院議員らが招かれていた。
最も懇意にしているのは、診療放射線技師出身の畦元(あぜもと)将吾厚労大臣政務官と目されている。
「20年9月、国立大学法人東京医科歯科大学において、プレハブCT室付きコロナ外来診療センターが稼働を開始しました。そこに、当時、自民党総裁選で菅義偉前首相に敗れたばかりの岸田文雄首相や石原伸晃元代議士、畦元代議士も視察に訪れた。新型コロナ感染症に対応する医療現場へのCT導入は畦元代議士が岸田首相に働きかけ、実現したものでした」
そのCT設置工事を請け負ったのは、ほかでもない、技研興業だった。
「週刊新潮」2023年3月16日号「MONEY」欄の有料版では、佐々木ベジ氏が技研興業を支配し政治的に利用しようとした状況と佐々木氏の主張を詳報する。
「週刊新潮」2023年3月16日号 掲載
あー、うちの近所で壮大なる土地転がししていた人だ。自分は資産だけキープして逃げ、巨額の債務は三井住友銀に押しつけ、税金で精算した(笑)。
記事提供終了日:2023/11/4(土)
3/9(木) 10:30配信
デイリー新潮
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ef83cbe620822f3a064a0196f298574f5d9bdb7?source=pc-detail-subcolumn
往々にして、「乗っ取り屋」に攻め込まれた企業は、悲惨な末路を辿ることになる。
バブル華やかなりし時代から、企業買収でその名を馳せた佐々木ベジ氏(67)。一風変わったベジという名は、東京・青ヶ島村村長でベジタリアンだった父親が付けたものだとか。高校卒業後、秋葉原でのチラシ配りやバッタ屋で身を起こすと、通信販売や不動産業で成功を収め、財を成した。その豊富な資金力にモノを言わせ、20社以上の企業を傘下に収めている。
いま一つ、正体が掴めないところから、「兜町の怪人」との異名も持つ佐々木氏が、目下、乗っ取り屋として精力を傾けているのが、土木関連会社「技研興業」だ。
そもそも、佐々木氏はグループ中核企業の「フリージア・マクロス」で、技研興業の20%前後の株を取得し、1993年6月から4年間ほど取締役の列に加わっていた。しかし、傘下の通販会社が倒産し、佐々木氏自身も破産宣告を受けるはめに。その結果、取締役には相応しくないとして、97年9月、技研興業から放逐されたのだ。
(カネに振り回される人々のドラマを描く「週刊新潮」の連載コラム「MONEY」より)
土木会社を牛耳る「佐々木ベジ」と「“岸田首相の子分”議員」の怪しい関係 「コロナ利権」も?
記事提供終了日:2023/11/11(土)
3/16(木) 10:30配信
デイリー新潮
https://news.yahoo.co.jp/articles/32fbacaa38b6c470f0488f6e4acc203242986e38?source=pc-detail-subcolumn
バブル華やかなりし時代から、「乗っ取り屋」として名を馳せた佐々木ベジ氏(67)。新たに傘下に収めた土木関連会社「技研興業」では、その常軌を逸した横暴ぶりに堪え兼ね、およそ200人だった社員が半減した。技研興業の元社員が前回(「週刊新潮」2023年3月9日号「MONEY」欄)からの告発を続ける。
***
「問題なのは、佐々木さんが法人税や消費税、社員の住民税などを支払おうとしなかったことでした。そのため、技研興業は公共事業の入札参加資格を得られなかった」
やむなく、プロパー役員二人と経理を担当する管理本部の幹部が、佐々木氏の承認を得ずに納税していた。ところが、佐々木氏に届いた匿名文書によってその行為が露見し、プロパー役員二人は自宅謹慎となる。
管理本部の幹部は、佐々木氏のグループ企業の拠点である東京・神田の「フリージアビル」の一室で「反省文書き」を命じられた。幹部は一昨年11月半ばから監視付きの軟禁状態に置かれ、昨年3月の終わりに自主退職している。
「ところが、佐々木さんは自主退職を申し出た日付から遡って懲戒解雇処分にし、退職金の支払いを拒否しました」
地方の営業所などでも会社に嫌気が差した退職者が続出。昨年10月には、幹部を含む社員15人が、技研興業を相手取って退職金や慰謝料など総額1億1000万円超の支払いを求める集団訴訟を東京地裁に起こしている。
懇意な政治家
社員を蔑ろにする一方で、佐々木氏は例年、盛大なパーティを催し、政治家らを招待。「都議会のドン」と呼ばれた故・内田茂元都議をはじめ、丸川珠代元五輪相や鈴木宗男参院議員、林芳正外相や松川るい参院議員らが招かれていた。
最も懇意にしているのは、診療放射線技師出身の畦元(あぜもと)将吾厚労大臣政務官と目されている。
「20年9月、国立大学法人東京医科歯科大学において、プレハブCT室付きコロナ外来診療センターが稼働を開始しました。そこに、当時、自民党総裁選で菅義偉前首相に敗れたばかりの岸田文雄首相や石原伸晃元代議士、畦元代議士も視察に訪れた。新型コロナ感染症に対応する医療現場へのCT導入は畦元代議士が岸田首相に働きかけ、実現したものでした」
そのCT設置工事を請け負ったのは、ほかでもない、技研興業だった。
「週刊新潮」2023年3月16日号「MONEY」欄の有料版では、佐々木ベジ氏が技研興業を支配し政治的に利用しようとした状況と佐々木氏の主張を詳報する。
「週刊新潮」2023年3月16日号 掲載
あー、うちの近所で壮大なる土地転がししていた人だ。自分は資産だけキープして逃げ、巨額の債務は三井住友銀に押しつけ、税金で精算した(笑)。
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まるで経済893