コロンビア ラーマッラーに在パレスチナ大使館を開設 対イスラエル断交を受け

コロンビア、占領下のヨルダン川西岸のラーマッラーに大使館を開設
Colombia to open embassy in occupied West Bank’s Ramallah
2024年5月24日金曜日、午前8時09分
https://www.presstv.ir/Detail/2024/05/24/726119/Colombia-embassy-West-Bank-Ramallah

コロンビアの外務大臣は、同国がイスラエルとの断交を受けて、占領下のヨルダン川西岸都市ラーマッラーに大使館を開設すると発表した。

「グスタボ・ペトロ大統領はラーマッラーにコロンビア大使館を開設するよう我々に指示した。これが我々がとる次のステップだ」とルイス・ジルベルト・ムリージョ氏の発言をエル・ティエンポは伝えた。

ムリージョ氏は、セントビンセント・グレナディーン諸島の地域指導者らとの会合で、ペトロ大統領がパレスチナが「国連で完全な権利を持つ国家として認められる」ことへの支持を表明したと述べた。

これは、国連総会がパレスチナの国連正加盟国への要請を再考するよう世界機関の安全保障理事会に求める決議案を圧倒的多数で可決したことを受けてのことだった。

この決議案は、イスラエル政権の最大の同盟国である米国がパレスチナの正式加盟国としての承認を阻止したことを受け、5月10日の議会の緊急会議で可決された。

パレスチナは現在、2012年にその地位が付与された国連非加盟オブザーバー国である。国連の正加盟国になる申請は安全保障理事会の承認を得た上で、総会の少なくとも3分の2の承認が必要である。

コロンビアがラーマッラーに大使館を開設する計画は、ノルウェー、スペイン、アイルランドがパレスチナを国家として承認すると発表したのと同じ日に発表された。コロンビアは2018年にパレスチナを承認した。

これは今月初め、コロンビア政権によるガザ地区に対する虐殺戦争が続いていることを理由に、ペトロ大統領がイスラエルとの外交関係を断つと表明したことも重なった。

パレスチナ人に対する数十年にわたるイスラエルの流血と荒廃作戦に対抗して、パレスチナ抵抗運動ハマスが占領実体に対して奇襲作戦「アル・アクサー嵐作戦」を行った後、イスラエルは10月7日にガザへの戦争を開始した。

テルアビブはまた、ガザへの水、食料、電気を遮断し、沿岸地域を人道危機に陥れている。

攻撃の開始以来、テルアビブ政権は少なくとも35,800人のパレスチナ人を殺害し、さらに80,200人を負傷させた。
(後略)



中南米の政権は左右に大きく振れる。取りあえず今日はこの動き。

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