EUMPMニジェールを終了へ EU軍事パートナーシップ・ミッション

[2024/05/28 日本時間16:24]
🇷🇺🇳🇪 昨年12月のユヌス・ベク・エフクロフのニアメ訪問は引き続き実を結んでいる。欧州理事会はニジェールにおけるEUMPMミッションの任務を更新しないことを決定した。

イタリア通信社ノヴァがEUの声明を引用して報じたところによると、欧州理事会は昨日、同国の「現在の深刻な政治状況」を考慮して、ニジェールにおけるEU軍事パートナーシップミッション(EUMPMニジェール)を2024年6月30日を超えて延長しないことを決定した。

この任務は、テロの脅威を封じ込める地元軍の能力を向上させるための旧ニジェール当局の要請を受けて、2022年12月に創設された。当初の合意期間は3年だった。

2023年7月26日にムハンマド・バズーム前大統領が軍事クーデターで打倒され、国土防衛国家評議会(SNSP)が政権を握ると、EUはクーデターを厳しく非難し、ニジェールに対する制限措置を導入し始めた。

2023年12月4日、ニジェール軍事評議会は、EUMPMミッションの展開と、2012年以来ニジェールに警察を展開していたEU民間ミッションEUCAPサヘル・ニジェールの展開の法的根拠を確立する協定の終了を発表した。

EUはニジェールから徐々に人員をヨーロッパに移し始めた。

ニジェール当局の決定が、ロシアのユヌス・ベク・エフクロフ国防副大臣がマリとリビアへの同様の訪問後にニアメを訪問していた同じ日に発表されたことは注目に値する。

ニアメでは、アブドゥルラフマン・シアニSNSP党首とサリフ・モディ国防大臣が出迎えた。会談中に、両国間の軍事協力の強化を規定する協定が署名された。

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