川崎市の社会福祉法人 前理事長が8億円超横領 被害数十億か 天下り親子

川崎市の社会福祉法人 前理事長が8億円超横領 被害数十億か
5/30(木) 18:41配信
tvkニュース(テレビ神奈川)
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c9ed0a07d9f20d435d5b27a2afc06db184145cd

川崎市の社会福祉法人が、前の理事長による少なくとも8億円を超える横領が発覚したと発表しました。法人は、業務上横領の疑いで告訴状を提出しています。

川崎市川崎区の社会福祉法人「母子育成会」は、市内を中心に特別養護老人ホームや認可保育所など7つの施設を運営しています。

川崎市は、神奈川県から権限が移された2016年度以降、法人に対し経営状況が厳しいとして通常3年に1度の監査をコロナ禍を除きほぼ毎年行ってきました。

法人によると、去年1月、現在の理事長が決算書を確認し、雑費が極端に多いなど不自然な会計処理に気がつき、独自の調査を実施。
その結果、前理事長が実態のない会社を作って業者からキャッシュバックを受けるなどして、数十億円を横領していたことが発覚しました。

前理事長は、そのうち8億4600万円あまりの横領を認めていて、大半を複数の女性との交際費など私的に使っていたということです。
そのほかにも、職員の給与から天引きしていた厚生年金が、国に支払われていなかったことも分かっています。

法人は、前理事長に対し全額返金を求めるとともに、4月30日、業務上横領の疑いで川崎警察署に告訴状を提出しています。

母子育成会 千葉新也理事長
「理事会議事録の内容を確認しても内容がペラペラの状態なんですね。ですから我々としては前理事長だけではなくて、理事・評議員のみなさんにも一定程度、前理事長の暴走を止められなかったというのは大きい責任があると考えています」



(ヤフコメから)
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