「ヒズボラが安全地帯をイスラエル側に設置。町はゴーストタウンだ。泣きたくなる」イスラエル軍の元予備役少将

「泣きたくなる」:元イスラエル軍司令官、ガリラヤはヒズボラに敗れたと語る
'You just want to cry': Ex-Israeli cmdr. says Galilee lost to Hezbollah
2024年6月14日金曜日 午前11時34分

イスラエルの元軍司令官は、ヒズボラとの戦争での敗北を認め、抵抗運動がレバノンとの北部国境に「安全地帯」を設置したと述べた。

イスラエル占領軍の予備役少将イフタ・ロン・タル氏は、イスラエルはレバノン国境に隣接するガリラヤ地方の支配権を失い、北部の人口密集地から入植者が避難したと語ったと伝えられている。

ロン・タル氏は「ヒズボラはイスラエル国内に安全地帯を設置した」と述べた。「安全地帯はレバノン南部ではなく、イスラエル北部にある。我々はガリラヤを失いつつある。ほとんどの人は戻ってこないだろう」。

元イスラエル司令官はこう付け加えた。
昨日はキルヤト・シュモナにいた。そこはゴーストタウン。見捨てられた戦場だ。そこで見えるのは動物だけだ。泣きたくなるだけだ」

イスラエル政権は2023年10月7日、包囲されたガザ地区に猛烈な戦争を開始して以来、南レバノンを繰り返し攻撃しており、これまでに約3万7300人のパレスチナ人が死亡している。そのほとんどは女性と子どもだ。

報復として、ヒズボラはイスラエルの陣地に対してほぼ毎日ロケット弾攻撃を行っている。

レバノン抵抗勢力は木曜日、ガザのパレスチナ人に対するイスラエルの継続的な猛攻撃に対抗して、占領地北部のイスラエル軍陣地に対して一連の攻撃を実施した。

ヒズボラは、アル・ラヘブ前哨基地のイスラエル兵を重機関銃と砲弾で攻撃したと述べ、指定された標的を正確に攻撃したと強調した。

また、メロン空軍基地とイスラエル軍北部司令部に対する報復作戦の様子も公開した。

10月8日以来最大の攻撃となったヒズボラは、水曜日、イスラエルに向けて約30機のドローンと150発のロケット弾を発射した。これは、ヒズボラの上級司令官サミ・アブダラ(通称「ゲール・アブ・タレブ」)の最近の殺害に対する報復である。

ヒズボラは、2000年と2006年にイスラエルとレバノンの2度の戦争をすでに撃退している。この抵抗により、両紛争で政権は撤退を余儀なくされた。



戦いは泣き言を言った方の負けです。「今からが本番だ」と自らを鼓舞しなければ。

いろいろが過去のパターンと違います。

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