ラファフ パレスチナ抵抗軍がイスラエル装甲兵員輸送車に放火、車内の兵士8人を殺害 ハマース ガザ

パレスチナ抵抗軍が装甲兵員輸送車に放火、車内の兵士8人を殺害
Palestinian Resistance op. sets APC ablaze, kills 8 soldiers inside
イスラエルのメディアはラファフでの「困難な」事件を報じており、ガザ地区で兵士8人が焼死したと説明している。
2024年6月15日
https://english.almayadeen.net/news/politics/palestinian-resistance-op--sets-apc-ablaze--kills-8-soldiers

パレスチナ抵抗軍は、ガザ地区南部で装甲兵員輸送車（APC）内で眠っていたとされるイスラエル占領軍兵士8人を殺害したと、イスラエルのメディアが土曜日に報じた。

このニュースは、イスラエル占領軍がラファフのアル・スルターン西部地区への侵攻を開始しているときに報じられた。

イスラエルのメディアの報道によると、ラファフにあったナメル型装甲兵員輸送車を狙った攻撃で、イスラエル兵8人が焼死した。これまでに、未特定対戦車砲弾が装甲兵員輸送車に発射され、爆発と火災が発生し、車内で眠っていた兵士8人が死亡したことが明らかになっている。

土曜日の夜明け、装甲兵員輸送車は使われておらず、イスラエルの戦闘工兵部隊が休憩場所として使用していたとみられる。

兵士の遺体は完全に焼失し、装甲兵員輸送車は破壊された。イスラエルのメディアは土曜日に入り、犠牲者の中にイスラエル占領軍の戦闘将校1名が含まれていると報じた。

Namer ナメル装甲兵員輸送車は、国際的に同クラスの車両と比較した場合、最も先進的で重装甲の車両の1つであることは注目に値する。

これはメルカバ4主力戦車のシャーシをベースにしたもので、装甲が弱かったためにIOFの惨事に何度も巻き込まれた、はるかに劣るアメリカ製M113戦車の代わりとなる。

​​パレスチナ抵抗軍は、イスラエルの猛攻からガザ地区を守り、またも軍事的成果を挙げた。

ガザ戦争でイスラエルの損失が増加

軍事・政治問題の専門家アフマド・アブドゥル・ラーマン氏はアル・マヤディーンに対し、この作戦は「ラファとガザ地区全体における占領軍の作戦」に影を落としていると語った。

アブドゥル・ラーマン氏は、イスラエル軍は今後、戦略的なアル・スルタン地区へのあらゆる前進を徹底的に検討すると説明した。

イスラエル占領軍司令部は、8人の兵士の死亡をまだ認めていないが、2023年10月7日以降、全戦線で650人の将校と兵士が死亡したことを認めている。

一方、パレスチナ抵抗勢力はガザ地区全域で占領軍への抵抗を続けており、各派閥は土曜日に作戦の成功を発表した。

ラファ西部への進撃が続く中、ガザ地区のアル・マヤディーンの特派員は、同地域で金曜日の夜から激しい対立が続いていると報告した。

ハマースのアル・カッサーム旅団は、これまでにキスフィム軍事施設へのロケット弾攻撃を含む2つの作戦を発表している。

旅団はまた、アル・スルターンにあるイスラエル軍用グレードのD9ブルドーザーに向けて、地元で製造されたアル・ヤーシーン・タンデムロケット推進擲弾（RPG）を発射した。