イスラエル軍の負傷兵でリハビリ対象8663人 四肢の損傷42％ PTSDが35％（3千人） ガザ パレスチナ

10月7日以降、8,663人のイスラエル兵が心理的、身体的治療を求めた - 報告
8,663 Israel soldiers sought psychological, physical treatment since 7 October - report
2024年6月18日午後4時30分
https://www.middleeastmonitor.com/20240618-8663-israel-soldiers-sought-psychological-physical-treatment-since-7-october-report/

10月7日に包囲されたガザ地区へのイスラエルの侵攻が始まって以来、約8,663人のイスラエル兵が心理的および身体的リハビリテーション部門に到着したと、月曜日に公式データが明らかにした。

イスラエル国会は声明で、国防省が国会の国家監査委員会にデータを提出し、最も多い負傷は
四肢の負傷で42％、次いで
精神および外傷後反応が21％、
内臓損傷が9％、
脊髄損傷が7％、
耳が8％、
目が2％と説明したが、
その他の負傷の割合は明らかにしなかったと述べた。

国会は続けて、「リハビリテーション病棟で治療を受けている負傷者の35％が精神的被害を受けている」と述べた。

声明によると、ガザでの長期勤務後に心的外傷後ストレスで自殺した兵士エリラン・ミズラヒの友人らが委員会で証言した。

同委員会のミッキー・レヴィ委員長は、「兵士を戦場に送る国は、彼らが帰還したときにどのように世話をするかを知っておくべきであり、彼らが武器を置いたらすぐに見捨ててはならない」と述べた。

彼はこう付け加えた。
「精神衛生センターが設立され、国防省とリハビリテーション局が支援を必要とするすべての人に全力を尽くしていることは承知しているが、これは時限爆弾だということを理解しなければならない」

軍によると、ガザ戦争開始以来、イスラエル軍兵士662人が死亡、3,848人が負傷しているが、軍はより多くの犠牲者を隠蔽したとの非難に直面している。

イスラエル占領軍は、国連安全保障理事会の即時停止決議や、ラファフ（南部）への侵攻を中止し、大量虐殺行為を防止し、ガザ地区の悲惨な人道状況を改善する措置を講じるよう求める国際司法裁判所の命令を無視し、ガザ戦争を続けている。

テルアビブはまた、ガザでの「戦争犯罪」と「人道に対する罪」でベンヤミン・ネタニヤフ首相とヨアブ・ギャラント国防相に対する逮捕状を発行するよう求める国際刑事裁判所のカリム・カーン検察官の要請にも従っていない。

イスラエルのガザ侵攻により、12万2000人以上のパレスチナ人が死亡または負傷し、そのほとんどは子供と女性で、1万人以上が行方不明となっている。大規模な破壊と飢餓により、数十人が死亡し、そのほとんどは子供である。