ドイツ副首相が中国訪問→中国首相と会談できず帰国→悪いのはロシアだ！（笑） Habeck

2024年6月23日 12:22
ドイツ、モスクワを北京との関係悪化の責任と非難
Germany blames Moscow for worsening ties with Beijing
ウクライナ紛争のさなか、中国とロシアの関係が原因で貿易が悪化しているとロバート・ハーベック副首相が主張

ロシアと中国の強い結びつきが北京とEU加盟国との貿易関係の悪化につながっていると、ドイツのロバート・ハーベック副首相は土曜日、3日間のアジア諸国訪問中に記者団に語った。

EUとその西側同盟国は、ロシアとウクライナの紛争のさなか、中国政府がモスクワと緊密な外交・経済関係を維持し、クレムリンに対する国際的な批判に加わることに消極的であることを非難した。

ドイツの経済・気候大臣も務めるハーベック氏は、北京のモスクワ支援が中国とEUの貿易・経済関係にダメージを与えていると述べた。同氏はさらに、北京は「中立の立場に切り替えて、他国の安全保障上の利益に反する側につくことはできない」と付け加えた。

土曜日、中国の鄭山傑外相との会談で、同副首相はドイツとEUの安全保障上の利益が紛争によって直接影響を受けていると述べ、モスクワとの協力による潜在的な経済的影響について北京に警告した。

「我々の関係、我々の直接的な関係はすでに悪影響を受けている」とドイツの通信社DPAはハベック氏の発言を引用した。

ハベック氏の中国訪問は、EUが中国のEVメーカーに新たな関税を導入した1週間後に行われた。これに対し北京は、EUの特定の豚肉製品を対象とした反ダンピング調査を開始した。北京は以前、関税への対応としてEUの航空部門と農業部門を標的にすると警告していた。

中国商務省は金曜日、ブリュッセルが中国のEVに対する8か月に及ぶ補助金反対調査中に不公平な行為を行って緊張を高め続けるなら、「貿易戦争」を引き起こす可能性があると警告した。

ディ・ヴェルト紙は、ハーベック外相が今回の訪問中に中国の李強首相との会談を確保できなかったと報じた。その代わりに、ハーベック外相は気候問題について中国政府代表と会談した。

ウクライナ紛争やロシアに対する複数回の経済制裁をめぐってモスクワと西側諸国の間で緊張が高まっているにもかかわらず、中国とロシアの協力は盛んに行われている。北京は、米国と他のNATO諸国がロシアを孤立させようとする試みに加わるよう要求するのを拒否し、ワシントンとは異なりウクライナ紛争には関与していないと述べた。中国は戦闘を終わらせるための和平計画を提示し、ロシアの安全保障上の懸念を無視することはできないと主張している。

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経済制裁した直後に中国訪問するということは、「表向きはこうだが、裏はこうですから怒らないでください」と釈明しに行ったのだろうか？相手にされないでしょう。