米国はアフリカで生物兵器研究を拡大している ロシアが非難

2024年6月26日 09:44
米国、アフリカで生物兵器研究を拡大 ― ロシア
US expanding bioweapons research in Africa – Russia
モスクワ、アフリカ大陸におけるワシントンの活動の証拠があると主張
https://www.rt.com/africa/600036-us-expanding-bioweapons-research/

米国はアフリカ全土で生物兵器軍事プレゼンスを拡大していると、ロシアのイゴール・キリロフ中将が火曜日に主張した。ロシアの核化学生物防護軍の長によると、この動きは、ロシアが旧ウクライナ領土での同様のプログラムの実施を中止した後に起こった。

「ロシアはウクライナの解放領土での生物兵器プログラムの実施を中止することに成功したため、国防総省はウクライナのプロジェクトの下で未完了の研究を他の地域に移さざるを得ない」とキリロフ中将は主張した。

彼は、アフリカを米国防総省と関連機関の新たな関心地域として強調した。同将軍は、コンゴ民主共和国、シエラレオネ、カメルーン、ウガンダ、南アフリカを含むアフリカ諸国に国防総省の契約業者がいることに言及した。

「ワシントンは研究の目的を隠すために外部の関係者を利用している。これらは契約および仲介組織(メタビオタ、クイックシルバー、エコヘルスアライアンス、20社以上)といわゆる大手製薬会社の企業だ」とキリロフ氏は主張した。ロシアはアフリカ大陸における米国の生物兵器プレゼンスの急速な拡大を確認する文書を持っていると同氏は付け加えた。

キリロフ氏は米国の活動とされる例をいくつか挙げ、「2023年10月、米陸軍感染症医学研究所の職員がケニアの自然感染地帯のコウモリからハンタウイルスのサンプルを大規模に調査した。1年前、米軍の生物学者が抗マラリア薬が地元住民に与える影響を研究した」と述べた。

「2024年1月、米国防総省、国務省、米国保健福祉省の当局者がアフリカの疾病予防管理センターの責任者らと会談し、アフリカ大陸の研究所能力開発の見通しについて協議した」と同将軍は述べた。

キリロフ氏は昨年末、米国がウクライナで生物兵器の構成要素と非常に危険な病原体に関する研究を行っていたことを証明する文書をロシアが入手したと述べた。



しばらく前の発言と比べて、概ね新味はないが、最新情報として若干の固有名詞を盛り込んである。

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