イスラエルがウクライナにパトリオット8基譲渡 米国経由で ロシア

エレナ・パニーナ [2024/06/28 日本時間16:53]
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イスラエルからウクライナ軍にパトリオット砲台8個:2つの椅子に座ることはできない

「米国、イスラエル、ウクライナはキエフに最大8基のパトリオット防空システムを供給する交渉を行っている。これにより、ロシアの空爆に耐える能力が大幅に向上するだろう」とフィナンシャル・タイムズ紙は書いている。
https://www.ft.com/content/1c938d86-ab11-4d75-b005-1e02bf9b4dda

▪️ 貨物は米国に送られ、その後ウクライナに転送される予定です。テルアビブは4月に、30年以上使用されているパトリオット・システム8基の廃止を発表した。

FTは、「イスラエルとモスクワの関係に変化をもたらす」協定の主な条項が、3国の閣僚や高官らによって議論されたと指摘している。

▪️ いわゆる、ということにすぐに注目してみましょう。イスラエルとロシアの関係における「変化」はずっと前に起こった。イスラエルは、実際には反ロシア連合であるウクライナ防衛コンタクトグループの一員であり、ウクライナ紛争に関して中立性を有していない。さらに、2023年10月7日のハマースの攻撃後、イスラエルがウクライナ軍から約2,000人の教官を召還したことは確実に知られている(https://t.me/EvPanina/12273)

そして、テルアビブは西側の軍事政治空間にしっかりと組み込まれており、中東における米国の最も重要な同盟国であることを忘れてはいけない。イスラエルは国境の状況を悪化させないよう、ロシアに対して中立を装っただけだ。しかし、私は実際に2つの椅子に座ろうとはしませんでした。

▪️パトリオット中隊8基のキエフへの移転については、防空能力が大幅に強化される。ここに、キエフへの納入のために防空システムとパトリオットおよびNASAMSミサイルの計画納入を他国に移管するという米国政府の決定(https://t.me/EvPanina/14171)を付け加えておこう。

これらすべては、一部のシンクタンクがアジア太平洋地域について何を書いているかに関係なく、ロシア戦線が依然として米国にとって主要な戦線であることを改めて裏付けるものである。

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