米国務省の報告書、カタールの教科書に根強い反ユダヤ主義を発見 イスラエル

米国務省の報告書、カタールの教科書に根強い反ユダヤ主義を発見

毎年恒例の宗教の自由に関する調査によると、カタールの教科書には憎悪的な内容が引き続き含まれており、穏健な西側同盟国として見られるようドーハが努力していることと矛盾している
2024年7月9日午後7時13分
https://www.timesofisrael.com/us-state-department-report-finds-persistent-antisemitism-in-qatari-textbooks/

首都ドーハから数マイル北に位置するカタールのタルハ・ビン・オバイドゥラー予備校は、11月に「私たちの心の中のガザ」と題した美術展を開催した。

パレスチナの首都エルサレムへの賛歌や、イスラエルとのつながりが疑われるさまざまなブランドのボイコットを呼び掛けるポスターの横に、壁の一部に「ユダヤ人の特質」と題したプレゼンテーションの一環として生徒の作品が展示された。壁に貼られた文章は、ユダヤ人を「腐敗し、預言者を殺害し、欺瞞的で傲慢」と特徴づけていた。

展示の写真は学校のフェイスブックアカウントに投稿されており、今でも閲覧できる。

この逸話は、2週間前に発表された米国国務省の2023年国際宗教自由報告書に、カタールの教育制度に今も浸透し、10月7日以来、公の場で何度も再浮上している反ユダヤ主義の証拠として取り上げられている。

「2021~2022学年度にカタールの国家カリキュラムと特定の教科書にいくらかの改善があったにもかかわらず、2023年、国家カリキュラムには反ユダヤ主義的な内容が引き続き含まれていた」と報告書は述べている。

この文書はさらに、11月にカタールの公立教育機関で発生した別の反ユダヤ主義事件に言及している。

ドーハ南部にある男子校メサイード予備中等学校は、校舎で行われた共通の祈りの映像をXで共有した。祈りの最中、イマームはユダヤ人を「アッラーの敵」と呼んで呪い、アッラーに「我々の魂、我々の富、我々の言葉でユダヤ人に対するジハードを与えてください」と懇願した。
(後者)



イスラエルの法律に明記されている対パレスチナ人差別について、同じように調査して報告書を公表しないのはなぜですか?

この記事へのコメント