ブラジル パレスチナとの自由貿易協定を締結

ブラジル、パレスチナとの自由貿易協定を締結し支持を表明
Brazil initiates free trade deal with Palestine in show of support
2024年7月9日火曜日 午後4時22分
https://www.presstv.ir/Detail/2024/07/09/729040/Brazil-Free-Trade-Palestinian-Authority

ブラジルはパレスチナ国家への支持を示すため、パレスチナ自治政府(PA)との自由貿易協定を採択した。

「この協定は経済的に存続可能なパレスチナ国家への具体的な貢献であり、近隣諸国と平和かつ調和して共存できる」とブラジル外務省は声明で述べた。

ブラジルはパレスチナ国家への国の確固たる支持を確認するため、10年以上の遅れを経て今、PAとの協定を発効させた。

パレスチナ国家を承認し、2010年にブラジルの首都に大使館を建設することを許可したブラジル外務省は、金曜日にこの協定を批准した。

南米のメルコスール連合とパレスチナ自治政府間の貿易協定は2011年に調印されていた。

外務省筋によると、ウルグアイもパレスチナ協定を支持しており、メルコスールはイスラエル政権と類似の協定を結んでいるため、抵抗はほとんどなかったという。

他のメルコスール加盟国、すなわちアルゼンチンとパラグアイは、ブラジルの先例に従うかどうかまだ決定を発表していない。

ブラジリア駐在のパレスチナ大使イブラヒム・アル・ゼベン氏は、ブラジルがパレスチナ自治政府と自由貿易協定を締結する決定は「勇気ある、支援的で時宜を得たもの」だと述べた。

同氏は、ブラジルの動きは「パレスチナの平和を支援する効果的な方法」だと述べた。

パレスチナ大使は、現在年間3,200万ドルに過ぎないパレスチナとメルコスールの貿易が将来拡大することを期待していると述べた。

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