WADA元会長 中国水泳選手を追求するなら、米国でオリンピック開催なし（笑）

2024年7月17日 10:29
ドーピング調査で米国オリンピックが台無しになる可能性も - WADA元会長
Doping probe could cost US Olympics – ex-WADA boss
ディック・パウンド氏、23人の中国水泳選手をめぐる事件でワシントンが行き過ぎないよう警告
https://www.rt.com/news/601198-us-lose-right-olympics-wada/

世界アンチ・ドーピング機構（WADA）元会長のディック・パウンド氏は、中国水泳選手のドーピング疑惑を調査する中で米国が法的境界を越えれば、2028年夏季オリンピックと2034年冬季オリンピックの開催資格を剥奪される可能性があると述べた。

4月、ニューヨーク・タイムズ紙とドイツ国営放送ARDは、2021年の東京オリンピック前に23人の中国水泳選手が禁止薬物の検査で陽性反応を示したが、それでも競技に参加することを許可されたとする報道を発表した。 WADAはその後、この主張を認めたが、水泳選手らが「汚染により意図せずこの物質にさらされた」とする中国当局の調査結果を受け入れたと述べた。

この声明はワシントンで激しい怒りを引き起こした。米国反ドーピング機関（USADA）は、その国際的関連組織が「これらの陽性反応を隠蔽した」と非難し、同機関のこの事件への対応が来週から始まるパリオリンピックの信頼性を危うくする可能性があると警告した。

今月初め、複数の米国メディアは、司法省が世界のスポーツ関係者が中国水泳選手の事件をどのように扱っているかについて刑事捜査を開始したと報じた。米国当局は、米国のアスリートが参加する、または米国と金銭的つながりがある国際スポーツイベントに米国の管轄権を拡大することを目的とする2020年ロドチェンコフ法に基づいて活動していると報じられている。

これに対し、WADAは調査に関する報道に「失望した」と述べ、米国での「ロドチェンコフ法の可決に関する懸念を裏付ける」と付け加えた。

パウンド氏は火曜日、中国水泳選手をめぐる論争に関する米国の調査についてコメントし、ロドチェンコフ法は「反ドーピング規則に違反している」とロイター通信に語った。

「現時点でWADAが取る措置の1つは、この問題をコンプライアンス審査委員会に引き渡すことだと私は推測している」と同氏は付け加えた。

パウンド氏はさらに、この手続きが開始されれば、米国は非準拠と宣言され、「オリンピックを開催できない」ことになる可能性があると述べた。ロイター通信は、情報筋を引用して、WADAが米国を審査委員会に引き渡すことを検討していると報じた。

パウンド氏は水泳選手論争にも加わり、この問題に関する米国の行動には根拠がないことを示唆した。「これは…中国国内の競技であり、6,000マイル以内に米国人はいなかった。今、彼らは突然、これをロドチェンコフ違反に格上げしようとしている」。

2028年夏季オリンピックはロサンゼルスで開催される予定。 2034年冬季オリンピックの開催地はまだ正式には確定していないが、国際オリンピック委員会はすでにソルトレークシティを優先開催地として挙げている。

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いいね。「6,000マイル以内に米国人はいなかった」（笑）。

飼い犬に噛み付かれた感じ（爆）。