ケンブリッジ大学 投資先が大学の価値観と一致しているか再検討することを約束 BDS ガザ パレスチナ イスラエル イギリス

ケンブリッジ大学、親ガザ派抗議活動への対応で投資を見直す
Cambridge University to review investments in response to pro-Gaza protests
大学は、学生組合や大学でのデモや訴えを受けて、政策が「当大学の組織的価値観に合致しているかどうか」を検討するよう促されたと述べている

2024年7月23日 17:31 BST
https://www.middleeasteye.net/news/cambridge-university-review-investments-response-pro-gaza-protests

英国のケンブリッジ大学は、大学で数か月にわたって親パレスチナ派の学生キャンプが行われている状況を受けて、「責任ある投資」への取り組みを見直すと発表した。

大学当局は火曜日の声明で、「学生組合が動議を承認し、大学レベルでさまざまな動議が承認され、ケンブリッジ・パレスチナキャンプで抗議活動を行っている学生らは、当大学の現在の投資が、特に武器/防衛産業に関して、当大学の組織的価値観に合致していない可能性があると懸念を表明している」と述べた。

大学は、見直しの一環として「投資ポートフォリオ内の防衛関連エクスポージャーの定義と監視の方法」を検討すると約束した。

これは、ミドル・イースト・アイが5月に、ケンブリッジで最も裕福な構成大学であるトリニティの評議会がすべての武器企業からの投資撤退を決議したが、後にその決定を発表しないことを決定したことを明らかにした後のことだ。

トリニティは5月に何度もコメントを求めたが、これを認めることも否定することも拒否した。

5月6日、約100人の学生がキングス・カレッジの外の芝生に集まった。彼らはテントを張り、大学がイスラエルのガザ戦争に関与している企業からの投資撤退を約束するよう要求した。

この抗議活動は学生や職員の支持を集め、大学と抗議活動家との交渉は5月下旬に始まった。

大学当局は火曜日、抗議活動家に代わって代表者と「建設的な対話」を行ったと述べた。

交渉の結果、大学はパレスチナ人の学者や学生がケンブリッジに留学するための資金援助も約束し、「パレスチナ人の学者が家族とともに間もなくケンブリッジに来ることがすでに承認されている」と述べた。

大学はまた、学生代表を含むワーキンググループを結成することを約束しており、投資の見直しやさらなる措置の提案に協力する。

一方、キャンプ地には新たな抗議者が集まり続けている。キャンプ地の広報担当者はMEEに対し、抗議者の要求について大学との交渉が進行中であると語った。

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