ハニーヤ暗殺 短距離弾を外から撃ち込んだ IRGC発表 イラン イスラエル 米国

IRGC：ハニーヤ暗殺はイスラエルが「計画、実行」し、米国が支援
IRGC: Haniyeh assassination 'designed, executed' by Israel, supported by US
2024年8月3日（土）12:11 PM
https://www.presstv.ir/Detail/2024/08/03/730607/Haniyeh-assassination--designed,-executed--by-Israel,-supported-by-US--IRGC

イスラム革命防衛隊（IRGC）は、イラン首都テヘランで行われたハマース抵抗運動の政治局長イスマーイール・ハニーヤの暗殺は、米国政府の支援を受けてイスラエルが計画、実行したと述べている。

IRGCは土曜日に発表した声明で、攻撃には約7キログラムの弾頭を装備した短距離弾が使用され、その後大規模な爆発が起きたと報告した。

さらに、この発射物は故ハマース指導者の住居の外から発射されたと指摘した。

IRGCはまた、ハニーヤの血の復讐を誓い、テロリストのシオニスト政権は「適切な時期、場所、方法」で厳しい処罰を受けるだろうと述べた。

イランの新大統領マスード・ペゼシュキアンの就任式に出席するためテヘランに滞在していたハニーヤは、他の抵抗枢軸指導者とともに、7月31日早朝の襲撃でボディーガードとともに殉教した。

イスラム革命の指導者アヤトラ・セイイェド・アリ・ハメネイは、イスラエル政権に対し、ハニーヤ暗殺に対する「厳しい対応」を警告し、パレスチナ抵抗指導者の血の復讐はイスラム共和国の義務であると述べた。

「犯罪的でテロリスト的なシオニスト政権は、祖国で私たちの大切な客人を殉教させ、私たちを悲しませたが、同時に自らに厳しい罰を下す土壌も作った」と同指導者は述べた。

イスラエルは、ハニーヤ氏とヒズボラ最高司令官フアド・シュクル氏の暗殺を受けて、イランとレバノンのヒズボラ抵抗運動からの報復行動が広く予想されていることを恐れて神経をとがらせている。

イスラエルは7月30日、ベイルート南部で空爆を行いシュクル氏を殺害した。その翌日、ハマース政治局長がテヘランで殺害された。

過去2日間、エア・インディア、ドイツのルフトハンザ・グループ、米国のユナイテッド航空とデルタ航空、イタリアのITA航空は、1948年にイスラエルが占領した地域のテルアビブへのフライトを停止したと発表した。

金曜日、ワシントンは、主要な地域同盟国イスラエルへの支援を強化するため、海軍の巡洋艦、駆逐艦、戦闘機を西アジアに派遣すると発表した。

イランのアリ・バゲリ・カニ暫定外相は、イラン領土内でパレスチナの抵抗運動指導者イスマーイール・ハニーヤが暗殺されたことに対し、イランはイスラエル政権を処罰する正当かつ固有の権利を行使すると述べた。

過去数日間に複数の外国当局者がイランの最高外交官に連絡を取り、広く予想されている軍事的対応についてテヘランに自制を求めた。

4月14日の早朝、IRGC航空宇宙軍はイスラエル占領地域にミサイルとドローン約300機を発射した。

この攻撃は、シリア首都ダマスカスのイラン大使館領事部に対するイスラエル政権による4月1日の空爆に対する報復として行われた。この空爆ではイラン軍の司令官と顧問7名が死亡した。

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宿泊部屋に仕掛けたのではなく、別建物の対面する部屋から発射したということでしょうか。