完全に無視されている19年前の女系天皇議論 成城大教授・森暢平

完全に無視されている19年前の女系天皇議論 成城大教授・森暢平
9/2(月) 16:40配信
サンデー毎日×週刊エコノミストOnline
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◇社会学的皇室ウォッチング!/126 これでいいのか「旧宮家養子案」―第28弾―

 小泉純一郎政権は19年前、「皇室典範に関する有識者会議」(吉川弘之座長)を発足させ、女性・女系天皇の「途を開くことが不可欠」という結論を得た(2005年11月24日)。しかし、この報告書は、21年の新しい有識者会議(清家篤座長)では完全に無視された。政策変更するにせよ、以前の検討にまったく触れようともしないのは、どう考えてもおかしい。(一部敬称略)
(後略)



この先生を筆頭とするアイコ天皇擁立論者は、天皇になったアイコが死ぬまで抱える苦しみ、アイコ配偶者を探す困難さ、配偶者が患う確率が高い精神病、出産の有無、生まれた子の教育に関する悩み(ノウハウがない)等々に対する配慮がゼロ。わずかでも配慮しようものなら、アイコ天皇が実現しなくなってしまうからね。

何より、一番大切なアイコ本人の意思確認をせずに、勝手に議論を進めている。自分が一番独善的ではないか。

この先生の思惑通りに議論が進み、新制度が決定されても、アイコが「私は天皇にはなりません」と宣言した途端、全ての段取りが崩れる。発生する混乱を、この先生はどのように収めていただけるのだろうか。

家族とは何だろうか?家族の範囲を決めるのは誰だろう?後継者を決めるのは誰だろう?血縁内ではAさんが適任とされているのに、法律または世論がBさんを後継者に選ぶことは、適切だろうか?

あれこれ考え始めると、非科学的で反人道的な天皇制は、やめ時を迎えている。理論的に国民主権の理念と相性が悪いにとどまらず、直近の現役天皇2人が白昼堂々と憲法違反を犯した。完全永久に廃絶すべき。

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