日本会議のロビー活動でつぶれた女性天皇議論  成城大教授・森暢平

日本会議のロビー活動でつぶれた女性天皇議論  成城大教授・森暢平
9/9(月) 16:24配信
サンデー毎日×週刊エコノミストOnline
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d363596470703d031096be313747decb0657a85

◇社会学的皇室ウォッチング!/127 これでいいのか「旧宮家養子案」―第29弾―

 小泉純一郎首相(当時)の諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」(座長・吉川弘之元東大総長らメンバー10人)は2005年11月24日、女性・女系天皇容認を柱とした報告書を首相に提出した。これをつぶしたのは、大衆動員や政界へのロビー活動を繰り広げた保守系組織「日本会議」である。(一部敬称略)

 小泉政権のもと皇室典範改正への動きがはっきりみえたのは2004年末だった。『毎日新聞』(12月1日)は、有識者への諮問を経て、改正案が国会に提出されると報じた。この日、愛子さまは3歳となった。皇位継承者となるかどうか、早いうちから決めた方がいいのはもちろんだ。05年には紀宮さま(現・黒田清子(さやこ))の結婚も予定され、女性皇族の皇籍離脱に歯止めをかける必要もあった。
(後略)



この先生の意見の反対派の動きに焦点を当て、批判した論考。

敵の欠点を並べたところで、自分の意見が正しいことの証明にならないので、わたくし的にはあまり印象に残らない記事だった。

天皇制の制度修整を議論し始めると、関連した諸問題が浮上して議論が複雑化したり、無関係の議題と関連させギブ・アンド・テイクで妙な取引を強いられ、結果的に全勢力が少しずつ不満に思う場所に着地するのは、政治ではよくある話。今回の記事は「よくある話で、今後も起こる話」を改めて記述したに過ぎない。敵方の誰が悪いという情報には、余り意味がない。

アイコ天皇を実現させたら、今度は平民出身の夫が精神病を患うのだから、制度を全廃してしまうのが皇族、国民の両方にとり一番いいのです。

日本人は今日も幸せに近づかなかった(笑)。

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