インド、致死性のMPOX株の初感染例を報告 Clade I

2024年9月24日 14:25
インド、致死性のMPOX株の初感染例を報告
India reports first case of deadly mpox strain
ウイルスの系統1型が、最近ドバイから帰国した南部ケララ州の住民から検出された
https://www.rt.com/india/604592-mpox-strain-first-case/

地元メディアが公式筋を引用して報じたところによると、インドはMPOX系統1型の初感染例を報告した。この新しい変異株は伝染性が非常に高いと考えられており、アフリカでのMPOX流行と関連している。

以前はサル痘として知られていたこのウイルスは、最近ドバイから帰国した南部ケララ州の38歳の男性から検出されたと月曜日に報じられた。匿名の公式筋がANI通信社に語ったところによると、この患者は発熱と「水痘に似た」発疹を発症したため、検体が検査に送られた。

同州の保健相ヴィーナ・ジョージ氏は、症例が報告された後、「」と述べた。

先月、インドはデリーで初のMPOX系統2症例を報告した。当時、ナレンドラ・モディ首相は、政府は状況を「継続的に監視している」と述べた。PTI通信社によると、インド保健省は空港と港湾当局に対し、MPOXの症状を示す国際旅客に警戒するよう指示した。

専門家によると、系統Iは最大10%の死亡率を伴うが、系統2株の死亡率は1%未満である。

世界保健機関(WHO)は8月、コンゴ民主共和国(DRC)およびアフリカ諸国で増加している感染拡大のため、MPOXを「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」と宣言した。約500人の死者のうち、ほとんどがDRCで報告されている。

ウイルスは主に人から人への接触によって広がる。アフリカで発生したMPOXをWHOが公衆衛生上の緊急事態と宣言したのは今回が2度目だ。2022年に始まった世界的な流行では、ウイルスは主に性行為を通じて広がった。WHOによると、感染の急増により120カ国以上で10万人の感染が確認され、234人が死亡した。

インドの首都ニューデリーで以前に発生した症例では、WHOの緊急警報の対象となっていなかった西アフリカ系統2株の検査で陽性となった26歳の男性がいた。患者は公立病院で治療を受けた後、土曜日に退院した。

この記事へのコメント