帝王学を受けずに皇位を継承するのか…悠仁さまの「成年のご感想」と愛子さまの成年のご発言の圧倒的な差 高森明勅

帝王学を受けずに皇位を継承するのか…悠仁さまの「成年のご感想」と愛子さまの成年のご発言の圧倒的な差
高森明勅 神道学者、皇室研究家
9/27(金) 9:17配信
プレジデントオンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/fbaaadc06498b8e4c160694ff7ad8a02773d49a5

秋篠宮家長男の悠仁さまが9月6日、18歳の誕生日を迎えて成人になられた。神道学者で皇室研究家の高森明勅さんは「これまで、秋篠宮殿下に対しては何度か、悠仁殿下の教育方針についての質問が重ねられてきたが、残念ながら、将来の天皇にふさわしい人格を身につけるためにどのような教育を心がけておられるか、真正面からのお答えはなされてこなかったように見える。それは、次代の天皇に最もふさわしいのは敬宮殿下であると、正しく理解しておられるからではないか」という――。

■進学先の大学よりも重視すべき問題

 秋篠宮家のご長男、悠仁親王殿下が去る9月6日に18歳のお誕生日を迎えられた。これによって、悠仁殿下は成年になられた。

 このところ、悠仁殿下の大学受験が近づいたことから、その進路への関心が高まっている。東大を目指されるのか、それとも他の大学を選ばれるのか、と。

 しかし、悠仁殿下が皇族であられても、進学先の選択についてはご本人の希望が最大限、尊重されるのが基本だろう。多くの国民が首をかしげるような、極端に不公正な扱いさえなければ、とりたてて第三者が口を挟む問題ではないはずだ。

 しかし、進路選択があくまでも個人的な事柄であるのに対して、もっと重視すべき国民的な問題が他にある。それは、次代の「国民統合の象徴」の地位を継承すべき方がどなたで、その方に将来の天皇になられるにふさわしい教育環境が整っているか、という問題だ。

 そこに、今の皇室をめぐる最大の不安があるのではないだろうか。

■秋篠宮さまの即位は想定しにくい

 もちろん現在の皇室典範の規定をそのまま当てはめると、次の天皇は傍系の皇嗣でいらっしゃる秋篠宮殿下ということになる。しかしこれまでも指摘してきたように、秋篠宮殿下が即位される場面はリアルに想定しにくい。

 何よりも、ご年齢の問題がある。昭和35年(1960年)にお生まれの天皇陛下と同40年(1965年)にお生まれの秋篠宮殿下では、わずか5歳しか年齢差がない。

 将来、天皇陛下が上皇陛下の前例にならって、85歳でご高齢を理由に退位される場合、秋篠宮殿下はすでに80歳になっておられる。それから即位されるという展開は、率直に言って現実味がないだろう。

 そうかといって、天皇陛下がご壮健でいらっしゃるにもかかわらず、秋篠宮殿下“のために”前倒しで退位されるというやり方も、難しい。上皇陛下が、加齢によって全身全霊で国民に尽くすことが困難になる前に、次の世代にバトンタッチしたいという動機から退位されたのとは、違う形になる。それでは、恣意的な退位という受け止め方がなされかねない。

 不測の事態でもない限り、秋篠宮殿下が次の天皇として即位されることは、考えにくいだろう。

■皇室典範の順序通りの継承にはならない可能性

 秋篠宮殿下ご自身も即位を考えておられないのは、これまでの様々のご言動から知ることができる(プレジデントオンライン令和4年[2022年]4月29日公開の拙稿「皇位継承順位は第1位でも『秋篠宮さまは即位するつもりはない』と言えるこれだけの理由」参照)。

 政府や自民党などは「今の皇位継承順序をゆるがせにしてはならない」などと繰り返す。しかし実際には、今の皇室典範が規定する順序のまま皇位が継承されることは、想定しにくい。むしろ、そうならない可能性の方が高い。

■次の天皇にふさわしいのは

 そうすると、「女性だから」というだけの理由で皇女にさえ皇位継承資格を認めない今のルールのもとで、皇位継承順位が第2位とされている悠仁殿下には、天皇というお立場にともなう責任の重さとか、平素の心がまえなどを身近に体感する機会が、まったく与えられない。

 その一方で、天皇、皇后両陛下にお子様がいらっしゃらないのであればともかく、敬宮殿下というお生まれになって以来、両陛下のお側で薫陶を受けながら育ってこられた皇女がいらっしゃる。

 このような構図の中で、次の天皇に即位されるのはどなたが最もふさわしいか。俄然、不透明にならざるをえない。

■上皇さまの教育方針

 こうした事情をよく理解しておられるはずの秋篠宮殿下は、悠仁殿下にどのような教育方針で臨んでこられたのか。

 天皇陛下がお育ちになる際の上皇陛下のなさり方と比べると、そこには大きな違いがあった。まず、上皇陛下の場合を取り上げてみよう。

 天皇陛下がまだ皇太子になられるより前、学習院中等科に入学された昭和47年(1972年)の定例会見(8月20日)で「浩宮様は将来の象徴になる人だと思いますが、そのための帝王学を具体的に何か……」などという質問があった。これに対して、当時は皇太子でいらした上皇陛下は以下のようにお答えになっている。

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「重要なものとして、人間として望ましい人格をつくることが第一で、それに立場からくるいろいろなものが加わってくると思います。帝王学はその両方を含むものと考えます」

「(“立場上つけ加えるもの”というのは)基本的には、国民と皇室とはともに歩む姿勢が必要で、そういう人になるのに必要なことをいったわけです。(浩宮には)国民のことを常に考える人になってほしい」
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■天皇陛下が受けられた「帝王学」の中身

 さらに、昭和51年(1976年)の上皇陛下のお誕生日に際しての記者会見で「どういう帝王学をお考えですか」と質問された時には、次のように答えられた。

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「帝王学という言葉が適切かどうかとも思いますが、たとえば、日本の文化、歴史、とくに天皇に関する歴史は学校などで学べないものです。それをこちらでやっていくことはしたい。……象徴学は1つの言葉で表せないと思います。いろんな材料を与えて、それをいかに咀嚼していくかが大事です」
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 また、ちょうど今の悠仁殿下と同じように、天皇陛下が大学進学を目の前に控えた時点(昭和52年[1977年])での、記者会見でのやり取りを紹介する。

 当時、天皇陛下は帝王学(象徴学)の一環として、学習院大学の児玉幸多学長など一流の歴史学者から、“天皇の歴史“について個人的に学んでおられた。

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上皇后陛下のご発言(10月18日)
「浩宮は学問も大切ですが、私はとくに、浩宮が将来の自分の立場を自覚して、皇室の歴史を貫く仁の心を身につけていってほしい」(仁の心とは、他を思いやり、いつくしむ心)

上皇陛下のご発言(12月19日)
「天皇の歴史というものを、その事実というか、そういったものを知ることによって、自分自身の中に、皇族はどうあるべきかということが、次第に形作られてくるのではないかと期待しているわけです」
「大学ではその時代を有意義に、学問に情熱を持って過ごしてほしいと。そのかわり皇族として必要なものは、こちらでそれに加えてやってほしいというわけです」
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■秋篠宮さまの教育方針

 ここに一貫しているのは、個人的な興味や学問的関心とは“別に”、将来に天皇として即位するにふさわしい人格として「国民のことを常に考える」心がまえ、「皇室の歴史を貫く仁の心」を身につけてほしい、という願いだ。

 これに対して、秋篠宮殿下の場合はどうか。

 秋篠宮殿下のお誕生日に際しての記者会見のたびに、記者たちは繰り返し悠仁殿下への「教育方針」について質問を重ねてきている。しかし残念ながら、将来の天皇にふさわしい人格を身につけるためにどのような教育を心がけておられるか、真正面からのお答えはこれまでなされてこなかったように見える。

■「帝王学」を除外した教育

 悠仁殿下が2歳になられた平成20年(2008年)のお誕生日に際しての記者会見では、「一部では『帝王学』などという言葉も聞かれるようになりましたが、今後の教育方針については、どのようにお考えですか」との質問があった。秋篠宮殿下のお答えは以下の通り。

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皇族としての自分の立場も追々自覚し、これは前に娘たちのことでお話ししたこともあったかもしれませんけれども、持ってもらうようになったらと思っております。そのほか、これも上の2人の娘と同じことになりますけれども、自分が関心があることなどを深めていってくれれば良いなと私は思っております」
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 このお答えで興味深いのは、「娘たち」「上の2人の娘」つまり皇位継承資格を持たない内親王方と同じ教育方針で臨むことを強調しておられる点だ。つまり、「帝王学」(象徴学)という観点を除外した教育ということになる。

■皇位継承者を育てる教育方針は

 さらに悠仁殿下が10歳になられた平成28年(2016年)に、「皇位継承者として悠仁さまのお立場が注目されている中で、これから学び経験してほしいこと」を質問された。これに対するお答えは以下の通り。

 「若干私自身のこととも重なるのですが」として「(ご自身が)比較的日本の各地いろいろな所に行って、そこの土地土地の文化に触れる機会がありました。そのことは今……意外と役に立っているんですね。……そのようなことから長男にも、もちろん海外も大事ですが、日本の国内のいろいろな文化に触れる機会を持ってもらえたらいいなと思っていますし、またそれも含めて、幅広い事柄に関心を寄せてくれたらと思っております」(平成29年[2017年]、令和元年[2019年]にも同じような回答)。

 強い印象を残したのは、「立皇嗣の礼」が行われた令和2年(2020年)のやり取りだ。

 記者からは、悠仁殿下の成長ぶりや進学先を含めた「教育方針」について、質問された。そこで秋篠宮殿下は、悠仁殿下の成長ぶりについて細かな内容を、詳しく説明された。しかし、進学先にもわずかに触れられながら、肝心な教育方針についてはまったく無回答のまま、「以上です」と打ち切られた。いつも質問には誠実に答えようとされているだけに、少し意外なご対応だった。

■天皇陛下が受けられた教育との大きな違い

 令和4年(2022年)も、記者から「(悠仁殿下に対する)皇位継承者としての教育方針」について、直球の質問が投げかけられた。

 ところが、それに対して「次のことにつきましては」という婉曲的な表現をして、お答えもほとんど平成28年(2016年)の繰り返しに、わずかに以下の内容を加えただけだった。

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「それとともに書籍などを通じて、様々なことを、中でも日本の歴史などについては知っておいてほしいと思って、そういう話をすることがあります」
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 ここで注意したいのは、日本の文化と歴史を学ぶことには触れておられても、最も大切なはずの「天皇の歴史」がまったく抜けている点だ。事実としても、これについて特別な教育が行われたことは知られていない。

 天皇陛下が“皇位継承者”として上皇、上皇后両陛下から受けてこられた教育と比較すると、大きな違いがあるのに驚く。

 これはおそらく、秋篠宮殿下が無責任であるとか、教育に熱心でないということを意味するのではない。そうではなくて、次代の天皇に最もふさわしいのは敬宮(としのみや)(愛子内親王)殿下であると、正しく理解しておられるからではあるまいか

 いわゆる帝王学、皇位継承者としての学びにおいて、天皇陛下のお側で暮らし、その感化を受けられる以上の教育はないことを、秋篠宮殿下こそ誰よりも深く知っておられるに違いない。

■悠仁さまの成年の「ご感想」

 天皇陛下(編注:ナル)は成年式を前にした初の公式記者会見で、次のように述べておられた(昭和55年[1980年]2月20日)。

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「今の皇室の中心であられる天皇陛下(昭和天皇)もやはり国民の幸福を願い続けておられると思うんです。やはり皇族の一員であるぼくとしても、陛下のご態度にならいたいと考えています。
でもぼくの場合、まだ若くて本当にそういったことがよくわからないんで、そういった心を育てるっていうことにおいても、多くの人と接触するっていうこと、日本をもっとよく知りたい、多くの人を理解したいと考えています」
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 今の悠仁殿下よりも2歳年上でのご成年ながら、このご発言を先ごろご発表になった悠仁殿下のご成年に際しての「ご感想」と比べると、多くの国民はどのような受け止め方をするだろうか。あるいは同じく2歳年上ながら、敬宮殿下のご成年に際しての記者会見(令和4年[2022年]3月17日)の内容と「ご感想」を比べてもよいかも知れない。

 敬宮殿下のご会見では、以下のご発言があった。

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「私は幼い頃から、天皇皇后両陛下や上皇上皇后両陛下を始め、皇室の皆様が、国民に寄り添われる姿や、真摯に御公務に取り組まれるお姿を拝見しながら育ちました。そのような中で、上皇陛下が折に触れておっしゃっていて、天皇陛下にも受け継がれている、皇室は、国民の幸福を常に願い、国民と苦楽を共にしながら務めを果たす、ということが基本であり、最も大切にすべき精神であると、私は認識しております」
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 これに対して悠仁殿下のご感想(編注:↓下の記事)には、「天皇」という言葉も、「皇族」という言葉も、「皇室」という言葉も、「国民」という言葉も、いっさい出てこない



悠仁さま18歳の誕生日 感想全文
9/6(金) 0:00配信
日テレNEWS NNN
宮内庁提供
https://news.yahoo.co.jp/articles/3bed502b2fa7adc04b20e5cc2cc08517fa87199f

秋篠宮家の長男・悠仁さまは6日、18歳の誕生日を迎えられました。

成年となった心境について、初めて文書で感想を寄せられました。

以下、誕生日2日前の9月4日に悠仁さまが述べられた感想の全文です。

************

今年の9月6日に18歳の誕生日を迎え、成年になります。幼稚園や小学校、中学校に通っていた日々がついこの間のことのように感じていますが、もう成年なのかと思うと、時が経つのは早いと実感しています。

この18年の間、多くの方々が、その時々にさまざまな形で心を寄せてくださいました。深く感謝申し上げます。そして、今まで育ててくれた両親と姉たちにも感謝しています。

2022年4月から、民法の定める成年年齢が20歳から18歳になったことにより、私も成年になるのは高校在学中になります。今は最終の学年として、進路実現に向けて努めつつ、学校行事を含め、残り少ない高校生活を大切にしたいと思います。

今後も一つひとつ経験することを通して学びを深め、さまざまなことを吸収して、成長していきたいと思います。



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ナルは成年会見のとき、自分のことを「ボク」と表現していた。20歳で公の場で「ボク」は止めてもらいたいですね(苦笑)。

これはおそらく、秋篠宮殿下が無責任であるとか、教育に熱心でないということを意味するのではない。そうではなくて、次代の天皇に最もふさわしいのは敬宮(としのみや)(愛子内親王)殿下であると、正しく理解しておられるからではあるまいか。」
この部分は、気持ちが高ぶった筆者が、皇族の気持ちを本人に成り代わって勝手に語ってしまったと思われ、お手つきです。

今更ながら、Wikiでこちらの先生の経歴を確認してみたら、今のEU基準を当てはめるならば極右に分類されるご経歴。ご専門が、職歴が、最近の発言がというレベルではなく、学部学生時代の学生寮が、純粋なる賃貸業というよりは、イデオロギーで始まっている施設。だから悪いと言っているのではなく、スタート時点での留意事項。

天皇や皇室について語るとき、本人の言葉を引用して「こうでした」とまとめる手法は昔からあるし、特に公式の日本史ではそうなりがちだが、それが全てだとは思わない。

高位の人の言葉は、ほとんどの場合事前に十分に準備され、多方面からチェックを入れた上で公表する。テレビに映る芸能人の姿・言動と同じで、「徹底的に加工された見世物」であるという側面がある。

経済統計も同じで、分厚い統計書を見せれば素人はたじろいで黙るが、統計を編纂する作業をしている人から見れば、数字の取り方は実は頻繁に変更されているのであり、集計方法の異なる数字を1行に並べたものを見て「これ意味あるの?」と思っている・・・というのはよくあること。印刷物だけ見て信じてはいけない。

アイコのお言葉(作文)が整っていることは、わかった。アイコはナル天から薫陶を受けたことにされているが、そうだろうか?薫陶とは逆で、「自分のペースでできる範囲のことをやれば、それでいいよ」と言われて育ったのではなかろうかと私などは疑っている。

この先生も含め私たちは誰も、本当のアイコを知らない。

アイコを一番身近で観察している皇宮警察は、彼女のことを「クソガキ」と評価している。私はこの情報は非常に重要で、何かを示唆していると解釈している。
https://webryhibikan.seesaa.net/article/202206article_283.html

加えて、普段の報道を少しチェックしただけで、度重なる遅刻癖、仕事の期限を守ることができないといった問題が浮上する。筆者の先生が褒めたアイコお言葉が公表されたのは、期限からも3~4ヵ月も遅れてからであった。全く褒めるに値しない

成人会見では、歴代の皇族は記者団と直に向き合ったのに、アイコは事前収録した(つまり徹底的に加工した)ビデオを制作し、期限の4ヵ月後に部下を通してビデオを報道陣に渡し、自らは会見から逃げた。

もしアイコ天皇が実現したら、外国のお客様が帰国してから3ヵ月後に晩餐会を開くことを、この先生は「良し」とするのだろうか。新内閣を組閣し大臣の認証式を行うとき、アイコのゴキゲンが直るまで式を3ヵ月遅らせるのだろうか?議論する余地もなく、そんなことは許されない。問答無用でアイコ天皇不可

アイコは小学校から大学まで、まともに登校できた日は何日もなかった。特に高校時代は、午後3時になると、いたたまれなくなったアイコが悲壮な表情と猛ダッシュで校舎から駆け出してきて、迎えの車に乗る姿が報道された。大学入学後はコロナがあったとはいえ、本当に通学しなかった。対人ストレスにはかなり脆弱と評価せざるを得ない。そうでないならば、そうでないことをアイコ本人が国民に対して証明してみせなければならない。

卒業前後から現在に至る期間においては、自然な優しい笑顔に変化したので、その点については安心するが、それは個人レベルの健康の話題に過ぎない。

アイコ関連の話題はパパママとの内輪の話が圧倒的に多く、社会的広がりに欠ける。若いのにご静養ばかりしている。遅刻癖の話が後を絶たない。

皇族を40年やっても天皇になる準備にはならない。天皇の仕事は秘書が組み立てたスケジュール通りに各種用事を粛々とこなしていくことである。学部卒業後の様子見期間を3年間設定するとして、2027年3月末までにアイコが「責任ある大人の女性」として仕事ストレスに耐えられるよう変化したかどうか、厳しめに観察させてもらいますよ。3年後にできそうにないのであれば、この子を天皇にする話はナシ、終わり。

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秋篠宮家の教育方針については、かねてからあれこれ指摘されているが、マコケイ騒動のときの彼自身の言い草から想像するに、「指摘されるような事柄については、違憲・違法ではありません」と斬り返しておしまいにすると思う。違憲・違法でなければ宮内庁は何も変えない。

実際、憲法と典範には、「天皇がすべきこと」は規定されていても、「皇族がどんな心構えで何をすべきか」については何も規定されていない。皇太子、皇嗣については将来天皇になるのだから、こんな準備をするのかなぁみたいなものを現場が思い描き、それに沿って準備をしているのだろうが、「これをしなければならない」とは明記されていないことに変わりはない。どこを探しても答えはない。

皇后は子を産むことを期待されているが、そのような明文規定はなく、皇后の役割、心構え、公務の範囲など一切規定がない。

私はマサコ批判をしているが、彼女が何かをしようが・しまいが、違憲でなく、違法でない。しかしマサコが理由で日本国が晩餐会を開催できない期間が20年、40年と続くならば、それは批判されて当然であり、是正されるべきでしょう。憲法に明記された外国使節接遇義務を天皇が果たすことができない原因は除去しなければならない。

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私なりにまとめると、
(1)秋篠宮家 and/or ユージン君を批判しても、アイコが天皇に適した人材であることの証明にならない。アイコを批判しても、ユージン君が適材であることの証明にならない。
(2)根拠なしにアイコを褒めても、アイコが天皇の器であることの証明にならない。
(3)アイコには数多くの不安要因があり、それらを早期に払拭しない限り天皇には不向き。
(4)アイコを天皇にする場合、アイコの自由を終身で束縛することになるが(不利益変更w)、誰か本人に意思確認したのかどうか。
(5)秋篠宮から「違憲・違法でない」と斬り返されたら、どのように反論できるか。

DNA検査要求については私自身は考えを固めていないが、「十字架」みたいな後ろ向き乳児動画の正体については、私も皆と一緒に確認したいと思う(爆)。

最後に付け足しとして、高森先生ご自身のご子弟が、先生が期待した通りの大人に成長なされたのかどうか、確認させていただきたいです。子供が親の期待通りに育たないことはよくあること。皇族の子だって好きなことをして過ごしたい。人権の問題もある。汚職疑惑もある。「皇族一人あたり住宅改造10億円を人生に複数回」もうんざり。

結局、全てを丸く片づけるには、天皇制の完全永久廃絶しかない。皇族本人は制度改革できないのだから、かわいそうな皇族を救出するには、国民の手で天皇制を廃絶するしかない。皆で「今まで長いことありがとう」と感謝しながら、笑顔で早期に大統領制に移行しましょう。

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