ブラジル大統領 転倒→後頭部に小さな内出血→BRICSサミット欠席 Lula

ブラジルのルラ大統領、転倒による軽度の脳出血でBRICS首脳会議への出席をキャンセル
Brazil's Lula cancels BRICS trip after minor brain hemorrhage from fall
2024年10月20日 午後11時27分 UTC
https://www.reuters.com/world/americas/brazils-lula-cancels-trip-brics-summit-kazan-medical-advice-2024-10-20/

ブラジリア、10月20日(ロイター) - ブラジルのルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルバ大統領は日曜、自宅で頭部を負傷し軽度の脳出血を起こしたため、医師から長距離飛行を一時的に避けるよう勧告されたことを受け、BRICS首脳会議に出席するためロシアへの渡航をキャンセルした。

大統領府は声明で、ルラ大統領(78歳)は今後、ビデオ会議でBRICS会議に参加すると述べた。当初、同大統領は日曜午後5時に出発する予定だった。

ルラ氏の主治医ロベルト・カリル氏は、グロボニュースTVチャンネルのインタビューで、大統領が転倒して後頭部に「大きな」外傷を負い、傷口を縫う必要があり、側頭前頭領域に「小さな脳出血」が生じたと述べた。

「これは1週間にわたって繰り返し検査が必要となる症状です。脳出血は理論的には翌日以降に悪化する可能性があるため、観察が重要です」と同氏は述べた。

カリル氏は、ルラ氏の状態は良好で、通常の活動ができると付け加えた。

ブラジリアのシリオ・リバネス病院が日曜早朝に発表した医療報告書によると、ルラ氏は土曜に後頭部の「後頭部」に裂傷を負った。

報告書によると、ルラ氏は「長距離の飛行機旅行を避けるよう勧告されたが、それ以外は通常の職務を遂行できる」。

政府はXの投稿で、マウロ・ヴィエイラ外相がBRICSサミットのブラジル代表団を率いるよう指名され、日曜遅くに出発すると発表した。

15年前にブラジル、ロシア、インド、中国といった主要新興市場国によって設立されたこの外交フォーラムは、その後、南アフリカ、エジプト、エチオピア、イラン、アラブ首長国連邦まで拡大している。

ルラ氏の労働党党首であるグレイシ・ホフマン下院議員はソーシャルメディアに、大統領と話したこと、「大統領は大変元気で、ただ長旅を避けているだけだ」と投稿した。

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