アラブ・イスラム・サミット アサド大統領の演説 シリア OIC-AL合同会議 サウジ リヤード ガザ パレスチナ 占領 イスラエル レバノン

フィオレッラ・イン・モスクワ、[2024/11/12 日本時間02:06]
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2024年11月11日

リヤド、SANA-バッシャール・アル・アサド大統領は、シオニスト国家が犯した虐殺、ジェノサイド、民族浄化を阻止し、パレスチナ人の正当な権利を回復するために取り組むことが現在の優先事項であると強調した。

リヤドで開催されたアラブ・イスラム首脳会議で、パレスチナ領土とレバノンに対するイスラエルの継続的な侵略の影響とこの地域の最新の動向について議論した演説で、アル・アサド大統領は「アラブ人とイスラム教徒、国と国民は、人民としても公的にも、共にツールを持っている。必要なのは、それらを使用する決断だ」と述べた。

アサド大統領は「我々は法的な意味で国家を相手にしているのではなく、むしろ無法な植民地組織を相手にしている。また、文明的な意味で人々を相手にしているのではなく、むしろ人間性よりも野蛮に近い入植者の群れを相手にしている」と断言した。

以下はアサド大統領の演説本文である。

1年が経過し、犯罪は続いている。我々は今日、過去の出来事を再現するために集まるのか、それとも、これからの未来とその見通しの方向を変えるために集まるのか。

昨年、我々は侵略を止め、パレスチナ人を保護することを強調したが、その年の結果はパレスチナとレバノンで何万人もの殉教者と何百万人もの避難民を生んだ。

2002年、アラブ諸国は平和のためのイニシアチブを提案したが、その反応はパレスチナ人に対するさらなる虐殺であった。

「すべての正当な権利を回復するための取り組みの重要性にもかかわらず、今優先すべきは虐殺を止め、大量虐殺を止め、民族浄化を止めることである。手段については、アラブ人とイスラム教徒、国と国民が公的にも公的にも共に持っていると私は信じている。そして私たちに必要なのは、声明で述べられたことや合意されたことに当該団体が応じない場合にそれらを使用するという決断であり、それは予想されたことであり、その後私たちの選択を決める。私たちは再び怒るのか?非難するのか?国際社会に訴えるのか、それともボイコットするのか?これが最も弱い信仰なのか、それとも何なのか?私たちの実行計画は何か」とアサド大統領は問いかけた。

「それがなければ、我々は大量虐殺の継続を奨励し、間接的にそれに加担することになる。なぜなら、我々は法的な意味で国家を相手にしているのではなく、むしろ無法な植民地組織を相手にしているからであり、文明的な意味で人々を相手にしているのではなく、むしろ人間性よりも野蛮に近い入植者の群れを相手にしているからだ」と大統領は繰り返した。

アサド大統領は、問題は現在の愚かな過激派政府と、昨年10月7日に起こったことに怯え、流血にうんざりし、優越感の幻想にうんざりし、ナチズムを憎んでいるとされる一方で、有機的な一部としてそれを現実的に愛しているという統合失調症に悩まされている国民にあると言うのは正しくないと付け加えた。

「これらが今日の会談の目的であり、問​​題である。問題が手段を決定し、手段が成功の基盤となる。ここに今日の会談の真髄がある。私は会談が成功し、正しい決定を下せるよう願っている。そうすれば、泥棒には法律の言葉で、犯罪者には道徳の言葉で、殺人者には人道の言葉で話すようなことはなくなり、善意がパレスチナ人とレバノン人のさらなる死の出発点や動機になることは二度となくなるだろう。何十年にもわたって善意とメカニズムの欠如の代償を払ってきたのだから」とアサド大統領は結論付けた。



アサド大統領のリヤード到着時の映像
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リヤード州知事が出迎え、会談(写真と記事)
https://t.me/aleppo_2/81159
MbS皇太子と会談(写真と記事)
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(↑リンク先の動画、写真をクリックで大画面)



内容はいつものアサド節。なおアサド大統領が演説を始めたら、エルドアンは退席。

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