アレッポ市内 短信いくつか シリア HTS
12月03日
新市街の住宅地。若い母親と小さい男児らしき2人がキャーキーと泣き叫ぶ声が夜空に響く動画あり。
ゲリラが家に押し入って略奪しているらしい。
高級住宅地一帯も含め、無法地帯になっている。略奪の話が多い。
Shaikh Najjarフリーゾーン、その他の工場地帯から、トラック、車、機械類を略奪(持ち出し)している。
シリアのネット回線が切断され、トルコ回線に切り替わったという話あり。
陸軍工兵学校(市街地の南西端)に閉じ込められていた学生らを、ロシア軍が救出し、郊外al-Sufirah アッスフィーラ近くで保護。
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12月04日
その近くの国際競技場をゲリラが破壊。屋根が落ち、内部もめちゃめちゃな写真あり。
市内で3000人がゲリラに拘束されている。
アレッポ工兵学校から救出された教職員はホムスに運ばれた。
https://www.rt.com/news/608712-officers-rescued-jihadists-syria-russia/
ホムス到着の動画
https://t.me/wassim_syria/97035
(追記)
HTSのal-Julaniがアレッポ城の正門から出てくるところ(動画の日本時間から逆算すると、現地時間午後と思われ)
https://t.me/Middle_East_Spectator/13347
アレッポ市街地北部のクルド人地区Shaikh Maqsoud, al-Ashrafiyehで、まだクルド民兵が陣取っているという話と、住民が脱出という情報がある。
ある動画によると、場所不明だが、政府軍の捕虜となった若いゲリラ歩兵の日当は、戦闘に従事して1日150円。安く使われている(笑)。
(追記終了)
Middle East Spectator、[2024/12/04 日本時間21:52]
https://t.me/Middle_East_Spectator/13344
— 🇸🇾 動画を見る: ハナーシルからアッスフィーラまでの道路に放置されたSAAの戦車、装甲車、大砲など数十台が映っている
車両のほとんどは無傷で、SAA(政府軍)が燃料切れになったか、待ち伏せされて逃げただけであることが示唆されている。その無能さには驚かされる。
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Middle East Spectator、[2024/12/04 日本時間22:00]
https://t.me/Middle_East_Spectator/13345
この時点で、SAA は攻勢に出るべきではなく、前線に陣取ってハマが持ちこたえ、前線を安定させておくべきです。自分が何をしているのかを知った上で攻勢に出てください。
SAA を支持していないからこう言っているのではありません。もちろん支持していますが、一部の映像や出来事は本当に衝撃的です。SAA は戦い方をもう一度学ぶ必要があります。
SAA があまりにも速く前進し、そのような前進を維持するために必要な適切な兵站を確立しなかったために、HTS に何十台もの T-72 や T-90 さえも失ってほしくありません。
OCHA速報の12月3日分には、新しいことは書かれていない。
https://www.unocha.org/publications/report/syrian-arab-republic/wos-flash-update-1-recent-escalation-northern-syria
Eva Karene Bartlett, Reality Theories, [2024/12/04 日本時間17:39]
https://t.me/Reality_Theories/22714
シリアの特殊部隊に近い情報筋によると、テロリスト集団のメンバーは、ウクライナの顧問がドローンで彼らを支援したほか、衛星ナビゲーションや電子戦システムなどの米国の先進技術を使用したおかげでアレッポを占領することができたという。
情報筋はRIAノーボスチ通信に対し、テロリストはそのような技術の経験がなく、「ウクライナ、トルキスタン・イスラム党、シリアの将校(テロリスト側についた)の顧問がいなければ、それを習得することは不可能だっただろう」と語った。
情報筋によると、襲撃は米国から提供された先進技術を使用して管理され、シリア政府軍の通信は高度な電子戦装備によって妨害されたとも述べた。
「攻撃グループとドローンには暗号化されたGPSデバイスが装備され、人工知能が広範に使用されていたため、攻撃用UAVと神風ドローンの使用とナビゲーションは遠距離から行うことができた」と情報筋は詳述した。
https://t.me/almayadeenenglish/7626
経済制裁で妨害されながらも、最近は産業部門、町のインフラ再建(象徴的なのは旧市街スーク)、教育、民生の各部門がそれなりに軌道に乗ってきていたのだが、その矢先にこうなった。また一からやり直しです。
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(追記)
ハマー市については、現地時間4日夜(日本時間5日午前3~4時)あたりの政府系情報によると、ハマー市街地から北400~600メートルあたりに堅固な防衛ラインを張っているから大丈夫である。数日のうちに防御から攻撃に転じる、と自信ありげな書き方。
新市街の住宅地。若い母親と小さい男児らしき2人がキャーキーと泣き叫ぶ声が夜空に響く動画あり。
ゲリラが家に押し入って略奪しているらしい。
高級住宅地一帯も含め、無法地帯になっている。略奪の話が多い。
Shaikh Najjarフリーゾーン、その他の工場地帯から、トラック、車、機械類を略奪(持ち出し)している。
シリアのネット回線が切断され、トルコ回線に切り替わったという話あり。
陸軍工兵学校(市街地の南西端)に閉じ込められていた学生らを、ロシア軍が救出し、郊外al-Sufirah アッスフィーラ近くで保護。
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12月04日
その近くの国際競技場をゲリラが破壊。屋根が落ち、内部もめちゃめちゃな写真あり。
市内で3000人がゲリラに拘束されている。
アレッポ工兵学校から救出された教職員はホムスに運ばれた。
https://www.rt.com/news/608712-officers-rescued-jihadists-syria-russia/
ホムス到着の動画
https://t.me/wassim_syria/97035
(追記)
HTSのal-Julaniがアレッポ城の正門から出てくるところ(動画の日本時間から逆算すると、現地時間午後と思われ)
https://t.me/Middle_East_Spectator/13347
アレッポ市街地北部のクルド人地区Shaikh Maqsoud, al-Ashrafiyehで、まだクルド民兵が陣取っているという話と、住民が脱出という情報がある。
ある動画によると、場所不明だが、政府軍の捕虜となった若いゲリラ歩兵の日当は、戦闘に従事して1日150円。安く使われている(笑)。
(追記終了)
Middle East Spectator、[2024/12/04 日本時間21:52]
https://t.me/Middle_East_Spectator/13344
— 🇸🇾 動画を見る: ハナーシルからアッスフィーラまでの道路に放置されたSAAの戦車、装甲車、大砲など数十台が映っている
車両のほとんどは無傷で、SAA(政府軍)が燃料切れになったか、待ち伏せされて逃げただけであることが示唆されている。その無能さには驚かされる。
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Middle East Spectator、[2024/12/04 日本時間22:00]
https://t.me/Middle_East_Spectator/13345
この時点で、SAA は攻勢に出るべきではなく、前線に陣取ってハマが持ちこたえ、前線を安定させておくべきです。自分が何をしているのかを知った上で攻勢に出てください。
SAA を支持していないからこう言っているのではありません。もちろん支持していますが、一部の映像や出来事は本当に衝撃的です。SAA は戦い方をもう一度学ぶ必要があります。
SAA があまりにも速く前進し、そのような前進を維持するために必要な適切な兵站を確立しなかったために、HTS に何十台もの T-72 や T-90 さえも失ってほしくありません。
OCHA速報の12月3日分には、新しいことは書かれていない。
https://www.unocha.org/publications/report/syrian-arab-republic/wos-flash-update-1-recent-escalation-northern-syria
Eva Karene Bartlett, Reality Theories, [2024/12/04 日本時間17:39]
https://t.me/Reality_Theories/22714
シリアの特殊部隊に近い情報筋によると、テロリスト集団のメンバーは、ウクライナの顧問がドローンで彼らを支援したほか、衛星ナビゲーションや電子戦システムなどの米国の先進技術を使用したおかげでアレッポを占領することができたという。
情報筋はRIAノーボスチ通信に対し、テロリストはそのような技術の経験がなく、「ウクライナ、トルキスタン・イスラム党、シリアの将校(テロリスト側についた)の顧問がいなければ、それを習得することは不可能だっただろう」と語った。
情報筋によると、襲撃は米国から提供された先進技術を使用して管理され、シリア政府軍の通信は高度な電子戦装備によって妨害されたとも述べた。
「攻撃グループとドローンには暗号化されたGPSデバイスが装備され、人工知能が広範に使用されていたため、攻撃用UAVと神風ドローンの使用とナビゲーションは遠距離から行うことができた」と情報筋は詳述した。
https://t.me/almayadeenenglish/7626
経済制裁で妨害されながらも、最近は産業部門、町のインフラ再建(象徴的なのは旧市街スーク)、教育、民生の各部門がそれなりに軌道に乗ってきていたのだが、その矢先にこうなった。また一からやり直しです。
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(追記)
ハマー市については、現地時間4日夜(日本時間5日午前3~4時)あたりの政府系情報によると、ハマー市街地から北400~600メートルあたりに堅固な防衛ラインを張っているから大丈夫である。数日のうちに防御から攻撃に転じる、と自信ありげな書き方。
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