2039年予測 日本のGDP世界5位に後退へ 2022年と2023年一人当たりGDPで韓国が日本を上回る

日本のGDP世界5位に後退へ、米中はトップ2堅持-英シンクタンク
12/26(木) 9:13配信
Bloomberg
https://news.yahoo.co.jp/articles/ac53406f4a071a38249adffcd6eeb380daa87195

(ブルームバーグ): 日本の国内総生産(GDP)が、2039年に世界5位に後退すると英シンクタンクの経済ビジネス・リサーチ・センター(CEBR)が予測した。

日本のGDPは2024年の時点では米中、ドイツに次いで世界4位。39年も米中の首位と2位は変わらないが、インドが3位に躍進し、ドイツが4位となる結果、日本は順位を落とすと見込まれる

中国との競争を制し、米国が世界最大の経済大国の座を維持するとCEBRは予想。マネジングエコノミストのサム・マイリー氏は「中国がいずれトップの座を占めると考えるが、構造的・人口動態的制約を前提とすれば、世界経済のリーダーの期間は短いだろう」と見解を示した。

欧州諸国は39年にドイツが順位を下げ、イタリアが上位10カ国から脱落する一方、英国とフランスは6位と7位を保つ見通し。イタリアに代わりインドネシアのトップ10入り(10位)が想定される。

ドイツのGDPは現時点で英国を31%上回るが、経済パフォーマンスで後れを取り、その差は15年後20%に縮小しそうだ。英国の成長ペースはフランスもしのぎ、GDP規模が39年に同国より25%大きくなると予想される。

労働党政権の増税策が短期的に英国の経済活動の伸びを抑制するものの、より長期的には趨勢(すうせい)的成長率が1.8%に達するとCEBRはみている。



日本、1人あたりのGDPを韓国に逆転された…「1980年以来初めて」
12/24(火) 8:46配信
中央日報日本語版
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d06c04ffea7899737d9df86aa14460656bb7254

昨年日本の1人あたりの国内総生産(GDP)が経済協力開発機構(OECD)加盟38カ国のうち22位で、韓国より1ランク低いと日本経済新聞など日本メディアが23日、報じた。

日本内閣府が算出した米ドル貨幣基準の日本の1人あたりのGDPは前年比0.8%減となる3万3849ドルだった。韓国は3万5563ドルと集計され、日本よりも1ランク高い21位だった。

日経は「韓国がGDPを遡及改定した影響で数値が上振れし、22年、23年と日本を上回った」とし「韓国と日本の1人あたり名目GDPが逆転するのは比較可能な1980年以降で初めて」と伝えた。

韓国銀行は今年6月国民経済計算統計基準年を2015年から2020年に変えた「国民経済計算2020年基準年第1次改編結果」を発表したことがある。当時この基準年の改編によって韓日両国の1人あたりの所得が逆転したことが分かった。

日本の1人あたりGDPは主要7カ国(G7)のうちではイタリア(3万9003ドル)を下回って最下位水準だった。

昨年日本の名目GDP総額は4兆2137億ドルで米国(27兆4406億ドル)、中国(17兆7948億ドル)、ドイツ(4兆5257億ドル)に続いて世界4番目の規模だった。

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