無実の人々の虐殺:シリアにおける宗派迫害の復活 イギリスSpectator誌 アラウィー派 HTS 同胞団

無実の人々の虐殺:シリアにおける宗派迫害の復活
Massacre of the innocents: the return of sectarian persecution in Syria
ポール・ウッド
2025年3月15日
https://www.spectator.co.uk/article/massacre-of-the-innocents-the-return-of-sectarian-persecution-in-syria/

もはや誰も戦争犯罪を隠蔽しない。
彼らはそれを撮影し、祝福し、Xに投稿する。
そこで今週はシリアから、イスラム主義の戦闘員が恐怖に怯えるアラウィー派の男性を四つん這いにさせ、犬のように吠えさせる様子を映したビデオをお届けする。
あるビデオでは、犠牲者たちが血と内臓が飛び散る道を這いずり、ひげを生やした銃撃者が木の棒で彼らを殴りつける。
カメラは6人の死体に止まる。
するとライフルの銃声が聞こえる。

先週シリアでアラウィ派の虐殺があり、数百人の民間人が殺害された。
殺害は、シリアの新大統領アフマド・アル・シャルア(元民兵指導者アブー・ムハンマド・アル・ジャウラーニー)を権力の座に就かせた武装集団によって行われた。
一部の人々にとって、この国の新支配者の真の姿が明らかになった。
少なくとも、有罪の男たちが処罰されるかどうかは、アサド独裁政権崩壊後のシリアがどのような国になったかを教えてくれるだろう。

男たちが這って死ぬまで追い詰められるビデオのうち2本は、アル・ムフターリーヤというアラウィー派の村で撮影された。
私は、もともとそこの出身のフセイン(もちろん本名ではない)という男性と話をした。
彼は私に話しかけると殺されるのではないかと恐れている。「彼らはとても、とても復讐心に燃える人々だ」。彼は映画に映る街路と、近隣の人々の苦悩に満ちた顔を覚えていた。
私たちは、銃撃犯たちが怒りと歓喜の入り混じった様子、犠牲者を喜んで辱めていること、そしてそれがアサド政権時代の報いであると間違いなく考えていることについて話した。
フセインさんは、旧体制下では村は豊かにならなかったと私に語った。
(以下有料)

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