裁判所執行官ら2人刺傷事件、保証会社の男性が死亡 東京・杉並 ガスボンベに着火→爆発

裁判所執行官ら2人刺傷事件、保証会社の男性が死亡 東京・杉並
1/15(木) 14:30配信
毎日新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab422bb3ede6a0dbcf4cf2584d4378fa0b2111d1

 15日午前10時15分ごろ、東京都杉並区和泉2で、「人が刺された」と110番があった。警視庁高井戸署によると、アパートからの立ち退きの強制執行に訪れた裁判所の男性執行官と保証会社の男性が、近くの路上で住人の40代男性に刺されたといい、病院に搬送された。刺された2人はいずれも60代で、保証会社の男性は病院で死亡が確認された。執行官もけがをしているという。

 40代男性は逃走したが、警察官が現場から600メートル先で確保し、殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。男性は刺したことは認めているという。

 男性は、アパートの家賃滞納により退去命令が出ていた。執行官らは強制執行のために男性の部屋を訪問。中から男性が包丁を持って出てきたため、逃げたところを刺されたとみられる。

 この部屋では、カセットコンロ用ガスボンベが爆発する火災が起きており、警視庁が関連を調べている。

 近くに住む50代男性は「普段は静かな住宅街。住人しか歩かないようなところなのに」と話していた。

 現場は京王線代田橋駅から北西に800メートルの住宅街。



立ち退きの強制執行で2人刺され1人死亡「住むところ無く終わりと」
1/15(木) 11:24配信
朝日新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/5dc0a50d534d7dfff10aad59470c167168023542

 15日午前10時15分ごろ、東京都杉並区和泉2丁目のアパートで「部屋から出てきた男に男性2人が包丁で刺された」と110番通報があった。警視庁によると、立ち退きを求める強制執行に訪れた60代の男性2人がアパート前の路上で刃物のようなもので刺され、1人が搬送先の病院で死亡が確認された。もう1人は意識があるという。

 警視庁は、住居職業不詳の自称山本宏容疑者(40)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。「殺すつもりはなかったが、死んでもいいと思った」と供述しているという。

 捜査関係者によると、容疑者は「住むところが無くなり、全て終わりだと思った。自分も死んでもいいと思った」と話しているという。警視庁は立ち退きを求められたことで自暴自棄になり、事件を起こしたとみて経緯を調べている。

■突然、カセットボンベで火を付けようと

 刺された2人は、家賃を滞納した居住者の立ち退きを求める強制執行のため、現場を訪れた裁判所の執行官と、家賃保証会社の従業員とみられる。亡くなったのは保証会社の従業員という。

 関係者4人ほどで男の部屋を訪問したところ、男が段ボールを持って出てきて、「荷物はこれだけです」と話したという。段ボールから煙が出ており、中を確認するとガスボンベが入っていたという。その後、爆発音が鳴り、男性らが外に避難したところ、刃物で襲われたとみられる。

 男は現場から徒歩で逃走したが、500メートルほど離れた場所で警察官に確保されたという。

■強制執行とは 抵抗される事態も

 現場は京王線明大前駅から北に約800メートルの住宅街。近くに住む70代の女性は「ものすごいスピードで覆面パトカーが1台、現場の方向へ走っていったあとに、消防車と別のパトカーが続いていた。火事かなと思っていた。こんな静かな住宅街で何があったのか」と話した。

 強制執行は、確定した民事裁判の判決などで命じられたことを敗訴した被告が実行しない場合、国が当事者に代わって強制的に実現する手続き。強制執行の対象は、お金の支払いや建物の明け渡しなど多岐にわたる。

 裁判所には、強制執行の手続きにあたる「執行官」という職員がいる。執行官は、家屋の明け渡しを命じられた人を退去させたり、借金を返さない人の財産を差し押さえて売却して貸主に返すお金にあてたりするなどの仕事を担う。執行に対して抵抗される事態もあることから、民事執行法は、執行官は警察に援助を求められると定めている。

 東京地裁の後藤健所長は「今回のような事件が発生したことは、極めて遺憾。執行の安全確保について、必要な措置を検討していきたい」とのコメントを出した。



立ち退きを求める強制執行とは 執行官らが実施、過去にも殺傷事件
1/15(木) 14:30配信
朝日新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c0076935ab484f621d0da4449524ab48369db7e

 東京都杉並区和泉2丁目のアパートで15日朝、男性2人が刺された事件は、家賃を滞納した居住者の立ち退きを求める強制執行のさなかに起きたとされる。強制執行とはどんな手続きなのか。

 強制執行は、確定した民事裁判の判決などで命じられたことを敗訴した側が実行しない場合、国が当事者に代わって強制的に実現する手続き。司法統計によると、2024年に実施された不動産の引き渡しなどをする強制執行の件数は約3万8千件だった。

 裁判所には、強制執行の手続きにあたる「執行官」という職員がいる。執行官は、家屋の明け渡しを命じられた人を退去させたり、借金を返さない人の財産を差し押さえて売却したりするといった業務を担う。執行に対して抵抗される事態もあることから、民事執行法は、執行官は警察に援助を求められると定めている。

 今回の事件は、建物明け渡しの強制執行中に起きたとみられる。

■強制執行をめぐり事件 過去にも

 家賃滞納が続いた場合などに、貸主は住民に建物明け渡しを求める訴訟を起こせる。明け渡しを命じる判決が出ても住民が応じなければ、貸主は住民を退去させるため、裁判所に強制執行を申し立てる。

 強制執行に立ち会うのは、裁判所の執行官のほか、運送業者や鍵の解錠技術者などの民間人。今回の事件では、保証会社の社員が立ち会っていたという。住民が不在だったり鍵を開けなかったりしても、強制的に物件の中に立ち入ることができる。

 住民には事前に実施日を通告したうえで、強制執行に踏み切る。当日には、執行官らが物件に残された家財道具などを全て運び出す。空になった物件を貸主に引き渡すことで、手続きは終わる。強制執行の費用は貸主が負担する。

 過去にも強制執行をめぐり、事件が起きた例はある。新潟県妙高市(旧新井市)では01年、競売にかけられた自宅の強制執行中に不動産会社員ら3人を日本刀で殺傷する事件が発生。1992年には名古屋市で、市営住宅の明け渡しの強制執行の際に執行官が牛刀で切りつけられる傷害事件が起きている。



強制執行への立ち会い数百回 不動産会社員が明かす賃貸立ち退き現場
1/15(木) 17:45配信
朝日新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf74e32e1f55117d611a8d643065bd6032584f6f

 東京都杉並区のアパートを訪れた東京地裁の執行官ら2人を刺したとして15日、住居・職業不詳の男(40)が殺人未遂容疑で警視庁に逮捕された。60代の保証会社社員1人が死亡し、60代の執行官1人がけがを負った。2人は立ち退きを求める強制執行の手続きのため部屋を訪れていたという。

 一般的に強制執行の現場とはどのような状況なのだろうか。

 大手不動産会社の60代男性は、これまでに数百回強制執行に立ち会ったという。一般的に住人が家賃を滞納した場合、家賃を支払うよう催促し、住人が応じなかった場合に明け渡しを求める訴訟を起こす。

 明け渡しを求める判決が出ても住人が立ち退かなかった時に、強制執行の申し立てを行う。

 「催告」と呼ばれる手続きでは、執行官や立会人のほか、合鍵を持つ不動産会社などが訪れるケースが多い。運び出す荷物の見積もりも、別の業者がこの時にするという。

 まずは、呼び鈴を鳴らしたりドアをたたいたり。反応がなければ、住人に「あけて下さい」と呼びかける。

 応答がない場合は、合鍵を使って中に入り、退去期限の日にちを記した書面を住人に掲示する。その後、貴重品などを持って出て行く住人がほとんどだが、居座り続ける住人もいる。

 期日が来ると、立ち退きの「断行」と呼ばれる手続きに移る。

 荷物を運び出す業者の人手が必要で、催告より多い10人程度で訪れ、終われば鍵を変える。住人が家賃滞納を始めてから断行まで、1年程度かかるケースもあるという。

 東京地裁は15日、事件は「賃貸物件である建物の明け渡しの強制執行手続き(断行)」で起きたと明らかにした。

 不動産会社の男性はこれまでに、強制執行でトラブルに遭遇したことはほとんどなかった。一緒に訪れる人たちがよく持っていくのは、室内の電気が切れている時のための懐中電灯くらいだという。

 今回の事件については「危害を加えられることは、想定していなかったのかもしれない」と話す。「まさか刺されるとは。ただただ恐ろしい」(三井新)



(ヤフコメから)
bri********
8時間前

執行官について調べました。
なんと歩合制の公務員なんですね。
地方でも年収1000万円を超えるとか。
それだけ危険なんでしょうね。
怪我をされた方の快復をお祈り致します。

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(追記)
xrg********
6時間前

私は約25年程前、消費者金融の支店長をしていた経験のある人間です。この事件のようにお金のトラブルは決してなめてはいけません。当時、回収部隊の最前線に居た私は数え切れないくらい延滞者の自宅を訪問しました。

いまでも鮮明に記憶していますが、30代くらいの男性延滞者の自宅を訪問した時の話です。この時、本人に会えず近くの公園で母親と会話していましたが、突然本人の姉(精神不安定)が私の姿を見て奇声を発し「お前。まだこんなところにいるのか(怒)」と叫んで猛然と私の方に向かって来ました。

当然私は目の前で立ち止まると予想していましたが、そのまま突進し、私を押し倒して顔をかきむしりました。不意を突かれた私はなす術もなく顔に怪我を負いました。

債務者なので当然お金もなく、私は全くのやられ損となりました。これは本当に私が経験した話です。お金のトラブルはなめてはいけないと思います。

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st******
2時間前

私は、ずいぶん滞納されていた売掛金の回収に行ったとき、工場内に取り残されて、そこの社長に火をつけられ、危うく殺されかけたことがありました。
大声で叫びながらドアを叩いていたところ、異常に気づいた従業員の人が駆けつけて鍵をあけてくれたので、なんとか助かりましたが、火をつけた社長さんは、自殺されました。
かなり昔のことですが、今でもその光景はリアルに思い出します。

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bea********
2時間前

公務員の知り合いは生活保護家庭の訪問担当をしていた時に包丁を持って追いかけられたことがあると言っていた。
こういう暴力的な生活困窮者はどう対応するのが正解なんだろう?
一市民としては何らかの隔離措置をして欲しいけど、そんな隔離施設の建設なんてどこの自治体でも周辺住民が反対するだろうし、そこで働く人の確保もこの少子化では難しいはず。
それに暴力的な人がその手の施設への入所を受け入れるとも思えないし。

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一級地面士
2時間前

元同業です。
旧出資法上限金利、年40.004%の時代でしたね。
総量規制なんかないので、10社300万とかの自転車操業の債務者に平気で貸し付けていました。
私も包丁持った債務者に追いかけられたり、夜に店の看板壊されたり、無人契約店の中荒らされたりww
貸す方も借りる方もめちゃくちゃな時代でした!懐かしいです。

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cjf********
1時間前

法定金利54.75%時代の元同業です。
長期延滞の回収係は店の中でも強面の方が2人で行ってました。
平気で殴る蹴るをしていた時代です。
お陰様でサラ金だけは手を出すまいと心に誓いましたよ、、、

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**i*i***
2時間前

ガス会社の供給再開と供給停止業務をしています。
引越しによる作業以外に、滞納者業務があります。
警告期日を過ぎても支払わなかった場合に供給停止。
支払いが確認できたら供給再開を行います。
滞納者全員がこのように悪質とは限りません。
仕事が忙しくうっかり忘れてしまった社会人、
バイト代が入るまで苦しくなった大学生、
出張や入院が長引いて滞納になってしまった方など、
「すいません、忘れてました」と
普通に支払いされる方が多いです。
しかし、3割くらいは悪質な滞納常連もいます。
年金高齢者・生活保護者・無職者に多いです。
この3組は滞納に陥りやすく、身勝手なクレームも多いです。
家賃と違い、ガスは停められても我慢して暮らす滞納者も多いので
刺された事はありませんが
「この寒いのに風呂も入れんで殺す気か!」等、
滞納しておきながら威嚇して来る者も多くいます。
油断せず警察立ち合いを求めるべきです。
(追記終了)



保証会社が流行っているが、ひどい汚損を残したり滞納したりするだらしない人の負債を、全く問題ない人が穴埋めする制度で、かつ問題人物が謝罪反省賠償しなくて許されるから、本質的に筋がよろしくない制度だと思っている。悪を助長する=モラルハザード。

重症・悪質なケースは、庶民向けの狭めの物件であっても1件あたりの被害額が百万~数百万に達するから、金額的にも、年1万~数万円の保証料で賄えるはずがない。

そのため、契約書には「保証の対象としない」長い一覧表がある。面倒なケースほど、最初から対象外である。実際に問題が発生したとき、取り残されるのは大家だけという制度。

大家向け説明書に「裁判もカバーします」と書いてあったとしても、実際に問題が発生したときには、裁判に移行することに抵抗する。通常引き受けない(高額な弁護士費用を考えれば当たり前だ)。

刑事事件を起こしたら即契約解除と規定されていたりする。本件では殺傷、放火→爆発だから、全く保証されないだろう。

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