グリーンランドが脅かされて初めて狼狽 欧州は無責任な「属国根性」の極み ポルトガル人ジャーナリスト 米国 トランプ

Dear federalists, so where exactly will the invasion come from?
José Goulão, a Portuguese journalist
February 5, 2026
https://strategic-culture.su/news/2026/02/05/dear-federalists-so-where-exactly-will-the-invasion-come-from/

欧州を脅かす真の「侵略者」の正体

東方の脅威という虚構と米国の野心
欧州委員会やNATOの指導者たちは、ロシアによる侵略の恐怖を煽り、公共サービスを犠牲にしてまで軍備拡張を強いています。しかし、著者は、欧州連合(EU)の領土を脅かす真の主体は、東方の「怪物」ではなく、最愛の同盟国である米国だと断じます。ドナルド・トランプ氏は、デンマーク領グリーンランドを米国の「51番目の州」として手中に収める意欲を隠しておらず、これはロシアの動向とは無関係に進む米国の帝国主義的な領土欲の表れです。

NATOという「仮面」の崩壊
グリーンランドへの野心は、NATOが対等な同盟などではなく、欧州を軍事的に植民地化するための米国の「粗末な変装」に過ぎないことを露呈させています。ワシントンは、他国の主権を「ルールに基づく国際秩序」という名目で踏みにじってきました。もし米国がグリーンランドに対して軍事行動や強硬な併合を行えば、それはEUに対する屈辱であるだけでなく、欧州統合という壮大なフィクションの終焉とNATOの崩壊を意味することになります。

トランプ現象の本質と欧州の盲目
現在の混乱をトランプ氏個人の狂気とする見方は誤りです。アイゼンハワーが警告した通り、歴代の米大統領は軍産複合体と帝国主義的資本主義に従事してきました。バイデン氏もウクライナやパレスチナで悲劇を深めてきましたが、欧州の指導者たちはこれに盲従してきました。アフガニスタンやイラクでの惨劇には目を瞑り、自らの玄関口であるグリーンランドが脅かされて初めて狼狽する欧州の姿勢は、無責任な「属国根性」の極みであると批判されています。

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