ガザ虐殺を支援したイスラエルのダイヤモンド産業 「紛争ダイヤモンド」の定義から外れている パレスチナ 戦犯 人道  BDS

Bloody Diamonds: How Your Engagement Ring Helps Fund a Genocide in Gaza
Alan Macleod
December 16, 2025
https://scheerpost.com/2025/12/16/bloody-diamonds-how-your-engagement-ring-helps-fund-a-genocide-in-gaza/

イスラエルのダイヤモンド産業:アフリカの血とガザの虐殺を結ぶ鎖

イスラエル経済を支える巨大なダイヤモンド産業
イスラエルは自国に鉱山を一切持たないにもかかわらず、世界的なダイヤモンド取引の中心地です。テルアビブ近郊のラマト・ガン地区には世界最大級の取引所があり、ダイヤモンドはイスラエル全輸出額の15%以上を占める最大の輸出商品です。2018年から2023年の間に、イスラエルは約600億ドルの貴石を輸出しており、その最大の顧客は米国です。米国で販売されるダイヤモンドの3分の1から半分が、イスラエルを経由したものとされています。

軍事費への直接的な還流とガザでの虐殺
イスラエルのダイヤモンド産業は、年間約10億ドルを軍事・セキュリティ産業に寄付していると推計されています。業界の大物ベニー・シュタインメッツなどの富豪は、自身の財団を通じてイスラエル国防軍(IDF)の部隊を直接支援しています。消費者が「紛争フリー(紛争に関与していない)」と信じて購入するイスラエル産ダイヤモンドの収益が、結果としてガザでの住宅・学校の破壊や、数万人規模の市民殺害を可能にする軍事資金となっている実態を記事は告発しています。

アフリカの資源略奪と「紛争フリー」の虚構
イスラエルの業者は、コンゴ民主共和国やシエラレオネなどのアフリカ諸国で、武器供与や賄賂と引き換えに採掘権を不当に安く手に入れています。これにより現地では内戦や児童労働が助長されています。現行の「キンバリー・プロセス(紛争ダイヤモンド排除の枠組み)」は原産地のみを対象としており、イスラエルのような「加工・輸出拠点」が他国を攻撃していても「紛争フリー」の認証が得られるという制度的な欠陥が利用されています。

業界の危機:価値観の変化と人工ダイヤモンドの台頭
現在、ダイヤモンド業界は岐路に立たされています。2024年には売上が23%減少しました。若者の間では、高価な天然石よりも倫理的で安価な「ラボグロウン(人工)ダイヤモンド」を支持する動きが広がっています。また、BDS(ボイコット、投資撤収、制裁)運動によるイスラエル製品の忌避や、トランプ政権下での関税導入も重なり、イスラエルのダイヤモンド産業は「存続の危機」に直面しています。

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