欧州決済イニシアチブEPI VISA、Mastercardへの依存を緊急に減らすべきと警鐘 経済主権の喪失 European Payments Initiative

9 Feb, 2026 20:27
EU needs to wean itself off Visa and Mastercard – banking chief
The bloc must find alternatives to US payment systems as relations with Washington sour, Martina Weimert has urged
https://www.rt.com/business/632227-eu-needs-visa-mastercard-alternative/

欧州決済イニシアチブ(EPI)(Wiki英語、米国決済システムへの依存脱却を目指す民間の銀行連合体)のマルティナ・ヴァイマートCEOが、VisaやMastercardといった米国決済システムへの依存を「緊急に」減らすべきだと警鐘を鳴らしました。

欧州決済イニシアチブ(EPI)とは(Wiki英語、米国決済システムへの依存脱却を目指す欧州主要銀行の連合体。EUの下部組織ではない。)

米国決済システムへの過度な依存
欧州の主要銀行連合を率いるヴァイマート氏は、決済カード取引の約3分の2を米国の2社が占めている現状を指摘しました。各国独自の国内システムはあるものの、欧州全域をカバーする共通の決済手段が欠如しており、トランプ政権との緊張が高まる中で、米国依存は安全保障上の懸念となっています。

デジタルインフラの主権喪失
決済だけでなく、EU全体でデジタル主権の喪失が危惧されています。ベルギーのサイバーセキュリティ当局は、ネットインフラやデータ保存を米国企業に握られている現状を「インターネットを失った」と表現しました。これに対し、フランスやドイツはビデオ会議ツールやソフトウェアの脱米国化を推進しています。

加速する欧州独自の対抗策
EUは米大手テック企業に巨額の罰金を科すなど規制を強化していますが、トランプ大統領はこれを不当と非難し、関税による報復を示唆しています。欧州中央銀行が推進する「デジタル・ユーロ」は2029年の導入予定ですが、ヴァイマート氏は「時間切れになりつつある」と、さらなる迅速な行動を求めています。

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