IDFとシリアHTSがヒズボラ掃討で共謀 イスラエル紙 レバノン イラン

Israel mulling 'unprecedented' collusion with Syria's HTS against Hezbollah: Report
Monday, 06 April 2026 7:23 AM
https://www.presstv.ir/Detail/2026/04/06/766379/Israel-mulling-over-unprecedented-collusion-with-Syria-s-HTS-against-Hezbollah-Report

イスラエルとシリアHTSがヒズボラ打倒に向け共謀か

イスラエルによる戦略転換の背景
イスラエルの日刊紙「マアリヴ」の報道によると、イスラエル当局は、レバノン政府軍を利用してレバノン抵抗運動ヒズボラを打倒しレバノン南部を占領するという現在の戦略が限界に達したと判断している。このため、シリアを実効支配する武装組織「ハイアト・タハリール・アル=シャーム(HTS)」を代理勢力として活用し、北と東からヒズボラを攻撃させる「前例のない共謀」を検討している。

HTSとの利害の一致
現在、この地域でヒズボラと戦う能力と意欲を持つのは、イスラエルと、元アル・カーイダの武装勢力アブ・ムハンマド・アル=ジャウラーニー率いるシリアの新体制のみとされる。イスラエルの情報筋によれば、これは古典的な同盟ではないが、共通の敵を持つ「利害の交差」に基づく関係である。想定されるシナリオでは、イスラエル軍がレバノン南部を制圧する一方で、HTS軍がレバノン北部で作戦を展開し、ヒズボラを挟撃する。

国際社会と米国の動向
この計画については、イスラエルとシリアのHTS当局者の間で、米国を介した直接的・間接的な接触が行われている。フランスやドイツなどの西側諸国から代替案が提示されない限り、最終的には米国がこの動きを黙認、あるいは支持する可能性があるとイスラエル側は見ている。

レバノンにおける被害状況
イスラエルは2026年3月2日にレバノンへの攻撃を再開し、リタニ川までの南部占領を目指して地上侵攻を開始したが、ヒズボラの激しい抵抗により武装解除には至っていない。レバノン当局によれば、3月2日以降の攻撃で少なくとも1,345人が死亡、4,040人が負傷している。

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