県内の医療や建設の現場で危機感広がる 中東情勢が緊迫 原油由来「ナフサ」を原料とする製品の供給滞る ゴム手袋 エプロンからシンナーまで
特集】県内の医療や建設の現場で危機感広がる 中東情勢が緊迫 原油由来「ナフサ」を原料とする製品の供給滞る ゴム手袋 エプロンからシンナーまで
4/7(火) 19:14配信
FBC 福井放送
https://news.yahoo.co.jp/articles/7a8ea77684c676c3087fc9562592b37b2366c510
中東情勢が緊迫する中、原油の供給不安が続いています。これに伴い原油由来の「ナフサ」を原料とする製品の供給にも影響が出ていて、県内の医療や建設の現場では危機感が広がっています。
坂井市の歯科クリニックです。
■県歯科医師会 畑陽子 理事
「ニトリルグローブ(歯科用手袋)が出荷制限がとれないこともあり、これが一番。あとはマスクや患者ごとに取り換えるエプロンだったり、滅菌パック、ディスポシリンジ(使い捨ての注射器)こういったものになる」
このクリニックで使っているゴム手袋などの衛生用品およそ20品目は、原油由来のナフサから作られています。
衛生管理のため全て使い捨ての消耗品ですが、一部の製品では、メーカーがすでに出荷を制限しているそうです。
ナフサは石油を精製して得られる液体で、ビニールやプラスチック製品の原料となります。
国内需要の8割は中東産や国内生産が占めているため、ホルムズ海峡の事実上の封鎖により、安定供給が懸念されています。
■畑陽子 理事
「みんなに均等に分配できるように、計画的な出荷制限だと考えているので、ナフサが安定供給されて、何の心配もなく患者に診療を受けてもらえるよう、地域一丸となって頑張っている」
一方、ナフサから作られる塗料関連の商品も品薄となっていて、このホームセンターでは塗料を薄めるシンナーが欠品しています。
■田中獎悟さん
「2週間ぐらい前から入荷が無くて、多くの客から在庫はないかと聞かれている。入荷は未定となっていて、イラン情勢の見通し次第で入荷は始まってくる」
気候が安定し、塗料が乾きやすいこの時期は外壁塗装に適した時期で、店を訪れた建築工事業者は頭を抱えていました。
■建築工事業者
「シンナーがないということは聞いていたが、本当にないのか見に来た。各国が世界の情勢を見て平和的な話をしないと、こんなことをやっていたら貧乏人が死んでいく」
一方、インターネットのサイト上ではシンナーの出品が相次ぎ、中には高値で取引されているものもあります。
店頭では6000円から7000円の価格の商品がフリマサイトでは2万円を超える高値に。
定価を大幅に上回って取り引きされた商品も見られます。
イラン情勢の影響により、先行きが不安定となっているナフサを原料とする製品の供給。
県内でもさまざまな業界で影響が出ています。
プラスチックなど石油関連製品の原料となるナフサですが、ほかにも食品トレイやシャンプー、それに衣料品など身の回りの多くの製品に欠かせないものです。
こうした中、上野厚生労働大臣は7日、ナフサについて「医療分も含め、少なくとも国内需要の4か月分を確保している」と説明しています。
また中東以外からのナフサ輸入量が増えたことにより、医療品の在庫は半年以上に延ばせる見通しだとしています。
私がお取り寄せしている某食品メーカーが、食品パッケージ製造に必要なフィルムの仕入れが止まったので、パッケージを作れないと業者から連絡が入ったとのこと。パッケージがなければ販売できない。
想定済みなので、少量だけ買い置きしてある。しかし沢山は買わない。停電したら冷凍・冷蔵食品はすぐ駄目になるから。
冒頭にあるゴム手袋なら、1年分以上買い占め済み(笑)。
社会のあちこちで物不足が表面化するから、大パニックになるのです。
4/7(火) 19:14配信
FBC 福井放送
https://news.yahoo.co.jp/articles/7a8ea77684c676c3087fc9562592b37b2366c510
中東情勢が緊迫する中、原油の供給不安が続いています。これに伴い原油由来の「ナフサ」を原料とする製品の供給にも影響が出ていて、県内の医療や建設の現場では危機感が広がっています。
坂井市の歯科クリニックです。
■県歯科医師会 畑陽子 理事
「ニトリルグローブ(歯科用手袋)が出荷制限がとれないこともあり、これが一番。あとはマスクや患者ごとに取り換えるエプロンだったり、滅菌パック、ディスポシリンジ(使い捨ての注射器)こういったものになる」
このクリニックで使っているゴム手袋などの衛生用品およそ20品目は、原油由来のナフサから作られています。
衛生管理のため全て使い捨ての消耗品ですが、一部の製品では、メーカーがすでに出荷を制限しているそうです。
ナフサは石油を精製して得られる液体で、ビニールやプラスチック製品の原料となります。
国内需要の8割は中東産や国内生産が占めているため、ホルムズ海峡の事実上の封鎖により、安定供給が懸念されています。
■畑陽子 理事
「みんなに均等に分配できるように、計画的な出荷制限だと考えているので、ナフサが安定供給されて、何の心配もなく患者に診療を受けてもらえるよう、地域一丸となって頑張っている」
一方、ナフサから作られる塗料関連の商品も品薄となっていて、このホームセンターでは塗料を薄めるシンナーが欠品しています。
■田中獎悟さん
「2週間ぐらい前から入荷が無くて、多くの客から在庫はないかと聞かれている。入荷は未定となっていて、イラン情勢の見通し次第で入荷は始まってくる」
気候が安定し、塗料が乾きやすいこの時期は外壁塗装に適した時期で、店を訪れた建築工事業者は頭を抱えていました。
■建築工事業者
「シンナーがないということは聞いていたが、本当にないのか見に来た。各国が世界の情勢を見て平和的な話をしないと、こんなことをやっていたら貧乏人が死んでいく」
一方、インターネットのサイト上ではシンナーの出品が相次ぎ、中には高値で取引されているものもあります。
店頭では6000円から7000円の価格の商品がフリマサイトでは2万円を超える高値に。
定価を大幅に上回って取り引きされた商品も見られます。
イラン情勢の影響により、先行きが不安定となっているナフサを原料とする製品の供給。
県内でもさまざまな業界で影響が出ています。
プラスチックなど石油関連製品の原料となるナフサですが、ほかにも食品トレイやシャンプー、それに衣料品など身の回りの多くの製品に欠かせないものです。
こうした中、上野厚生労働大臣は7日、ナフサについて「医療分も含め、少なくとも国内需要の4か月分を確保している」と説明しています。
また中東以外からのナフサ輸入量が増えたことにより、医療品の在庫は半年以上に延ばせる見通しだとしています。
私がお取り寄せしている某食品メーカーが、食品パッケージ製造に必要なフィルムの仕入れが止まったので、パッケージを作れないと業者から連絡が入ったとのこと。パッケージがなければ販売できない。
想定済みなので、少量だけ買い置きしてある。しかし沢山は買わない。停電したら冷凍・冷蔵食品はすぐ駄目になるから。
冒頭にあるゴム手袋なら、1年分以上買い占め済み(笑)。
社会のあちこちで物不足が表面化するから、大パニックになるのです。
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