イギリス首相が湾岸アラブ諸国を訪問 停戦を石油供給再開へつなげる 米国 イスラエル イラン ホルムズ

Keir Starmer to visit Gulf TODAY as he says Trump's Iran ceasefire must be turned into 'lasting peace' that gets oil flowing
DAVID WILCOCK (DEPUTY POLITICAL EDITOR)
Wednesday, 08 April 2026 07:18 BST
https://www.dailymail.co.uk/news/article-15714835/Keir-Starmer-visit-Gulf-Trump-Iran-ceasefire.html

スターマー首相が湾岸諸国を訪問、停戦を石油供給再開へつなげる「永続的な平和」へ

英首相の中東訪問と停戦への期待
キア・スターマー首相は本日、湾岸諸国を訪問するため現地へ向かった。ドナルド・トランプ大統領が発表した米国とイランの2週間の停戦合意を受け、スターマー首相はこの脆い停戦を、地域からの石油・ガス供給を再開させる「永続的な合意」へと発展させるべきだと強調した。数週間にわたる戦闘とホルムズ海峡の封鎖は、イギリス国内のエネルギー価格を押し上げる要因となっていたが、今回の合意により海峡の通航が再開される見通しとなった。

トランプ大統領の警告撤回と10項目の和平案
トランプ大統領は、イランが要求を飲まなければ「文明全体が死に絶える」という黙示録的な警告を発していたが、期限の2時間前になって軍事攻勢の拡大を保留することに同意した。大統領は、イラン側が提示した10項目の和平案が「交渉の実行可能な基礎」になったと述べている。この発表を受けて市場は即座に反応し、ロンドン株(FTSE 100)は2.5%以上急騰、原油価格は取引開始直後に約14%下落した。

海運業界の慎重な姿勢とエネルギー企業の動向
一方で、ホルムズ海峡の本格的な航行再開には慎重な見方もある。海運コンサルタントのラース・イェンセン氏は、停戦の持続性を疑う海運会社が、海峡内に新たな船舶を投入することに慎重になるだろうと指摘した。また、イランへの通航料支払いが米国制裁に抵触する恐れも懸念材料となっている。エネルギー大手シェルは、カタールの施設が攻撃を受けた影響で、2026年第1四半期のガス生産見通しを下方修正した。

多国間の外交努力と今後の展望
今回の停戦は、パキスタンのシャバズ・シャリフ首相による仲介や、中国によるイランへの柔軟な対応の促しを経て実現した。イスラエルも2週間の攻撃停止に同意している。ダウニング街(英首相官邸)は、スターマー首相の訪問が「航行の自由の回復」に向けた実務的な協議と、現地のイギリス軍部隊への謝意表明を目的としていると説明した。

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