ミレイ大統領 否定的な評価62%、肯定的37% 経済失政 アルゼンチン イスラエル
Argentina’s Milei is struggling with the economy and losing popularity
Javier Lorca and Delfina Torres Cabreros, Journalists
Apr 12, 2026 (06:00 CEST)
https://english.elpais.com/international/2026-04-12/argentinas-milei-is-struggling-with-the-economy-and-losing-popularity.html
ハビエル・ミレイ大統領の経済失政とアルゼンチン国内の支持急落
統計上の成功と国民の実感の乖離
ハビエル・ミレイ大統領率いるアルゼンチン政府は、貧困率の低下や記録的な経済成長、財政均衡をアピールしている。公式統計では、この1年で経済活動は1.9%上昇し、貧困率は2023年末比で13.5ポイント減少したとされる。しかし、アナリティカ社の分析によれば、人口調整後の経済水準は2011年のピーク時を6.8%下回っており、パンデミック前の平均に戻ったに過ぎない。この成長は炭化水素や採掘、金融などの雇用創出が少ない部門に支えられており、建設や製造、商業といった雇用吸収力の高い部門は深刻な不振に陥っている。
雇用劣化と「見えない貧困」の拡大
アルゼンチン国立統計局(INDEC)が発表した2025年後半の失業率は7.5%であり、ミレイ政権発足時から2ポイント上昇した。この数字には、デリバリーや路上販売といった不安定な非正規労働者の急増が含まれており、実態としての雇用品質は著しく劣化している。ミレイ政権発足以来、22,608もの企業が倒産した。また、政府は貧困率の改善を主張するが、ブエノスアイレスにおけるホームレスの数は同期間に57%増加した。補助金削減により交通費、教育費、医療費の負担が増大し、中低所得層の購買力は著しく減退している。
不祥事と支持率の劇的な低下
かつてミレイの台頭を予測したアトラス・インテル社の世論調査(対象5,037人)では、大統領への否定的な評価が62%に達し、肯定的な評価(37%)を大きく上回った。国民が懸念する問題として、汚職(43.3%)、失業(42.2%)、インフレ(35.3%)が上位に挙げられている。特に、仮想通貨「$Libra」に関連する詐欺疑惑へのミレイ自身の関与や、マヌエル・アドルニ官房長官の不正蓄財疑惑といった汚職スキャンダルが相次ぎ、「特権階級(カースト)の打破」を掲げて当選した大統領のイメージを失墜させている。経済的な救済が届かない中、汚職疑惑が追い打ちをかけ、国民の期待は急速に悪化している。
Javier Lorca and Delfina Torres Cabreros, Journalists
Apr 12, 2026 (06:00 CEST)
https://english.elpais.com/international/2026-04-12/argentinas-milei-is-struggling-with-the-economy-and-losing-popularity.html
ハビエル・ミレイ大統領の経済失政とアルゼンチン国内の支持急落
統計上の成功と国民の実感の乖離
ハビエル・ミレイ大統領率いるアルゼンチン政府は、貧困率の低下や記録的な経済成長、財政均衡をアピールしている。公式統計では、この1年で経済活動は1.9%上昇し、貧困率は2023年末比で13.5ポイント減少したとされる。しかし、アナリティカ社の分析によれば、人口調整後の経済水準は2011年のピーク時を6.8%下回っており、パンデミック前の平均に戻ったに過ぎない。この成長は炭化水素や採掘、金融などの雇用創出が少ない部門に支えられており、建設や製造、商業といった雇用吸収力の高い部門は深刻な不振に陥っている。
雇用劣化と「見えない貧困」の拡大
アルゼンチン国立統計局(INDEC)が発表した2025年後半の失業率は7.5%であり、ミレイ政権発足時から2ポイント上昇した。この数字には、デリバリーや路上販売といった不安定な非正規労働者の急増が含まれており、実態としての雇用品質は著しく劣化している。ミレイ政権発足以来、22,608もの企業が倒産した。また、政府は貧困率の改善を主張するが、ブエノスアイレスにおけるホームレスの数は同期間に57%増加した。補助金削減により交通費、教育費、医療費の負担が増大し、中低所得層の購買力は著しく減退している。
不祥事と支持率の劇的な低下
かつてミレイの台頭を予測したアトラス・インテル社の世論調査(対象5,037人)では、大統領への否定的な評価が62%に達し、肯定的な評価(37%)を大きく上回った。国民が懸念する問題として、汚職(43.3%)、失業(42.2%)、インフレ(35.3%)が上位に挙げられている。特に、仮想通貨「$Libra」に関連する詐欺疑惑へのミレイ自身の関与や、マヌエル・アドルニ官房長官の不正蓄財疑惑といった汚職スキャンダルが相次ぎ、「特権階級(カースト)の打破」を掲げて当選した大統領のイメージを失墜させている。経済的な救済が届かない中、汚職疑惑が追い打ちをかけ、国民の期待は急速に悪化している。
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