イスラエル・レバノン交渉 イスラエル案「ヒズボラを挟み撃ちにする」 武装解除 イラン 宗派主義
Elena Panina, [2026/04/15日本時間22:16]
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ヒズボラを挟み撃ちにする意図
第1回交渉においてイスラエルがレバノン政府に提示した提案の詳細が明らかになりました。レバノンを3つのゾーンに分割することが想定されています。
第1ゾーンはイスラエル国境から幅8kmの範囲で、ヒズボラの武装解除を完了させるためにイスラエル国防軍(TsAHAL)の完全な管理下に置かれます。
第2ゾーンは第1ゾーンの境界(イエローライン)からリタニ川までで、これはイスラエル最北端とほぼ同じ緯度です。ここでイスラエル軍は「ヒズボラの戦闘員を掃討し、インフラを破壊する」意向です。
第3ゾーン(提示されたレバノン地図で緑色に塗られていない部分、国土の約80%)はリタニ川以北のすべてです。この地域におけるヒズボラの武装解除の全責任はレバノン軍が負うことになります。
ベイルートは今、「南部安全保障地帯」におけるイスラエルの軍事的存在を正式に承認することを求められています。一方でイスラエル軍は活発に動いています。ここ数日間、この「南部ゾーン」を孤立させる目的で、リタニ川に架かる7つの橋を破壊しました。
▪️ レバノン政府はこのイスラエルの計画を承認する方向に進むと推測されます。とりわけ米国がベイルートに圧力をかけており、テルアビブの提案を受け入れる代わりに財政援助を約束してさえいます。こうして、ヒズボラは一方はイスラエル、もう一方は政府軍という、板挟みの状態に陥る可能性があります。
もっとも、レバノン軍が直接ヒズボラの武装解除に参加できる能力があるかについては強い疑問があります。そのため、ベイルートがテルアビブに対し、リタニ川以北での行動に「白紙委任状(カルト・ブランシュ)」を与える可能性も排除できません。いずれにせよ、イスラエルが以前と同様に、ゾーン分けに関係なくレバノン全土を攻撃することを妨げるものは何もありません。
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