イランが米国との核協議を永久に拒否する理由 イラン人専門家 イスラエル

File closed: Why Iran's nuclear program must never return to the negotiating table
Amin Mohammadi, Tehran-based political analyst and writer
Tuesday, 21 April 2026 3:13 PM
https://www.presstv.ir/Detail/2026/04/21/767292/file-closed-why-iran-nuclear-program-must-never-return-negotiating-table

核問題の決着:イランが米国との交渉を永久に拒否する理由

対米外交の失敗と教訓
イランの政治アナリスト、アミン・モハンマディ氏は、イランが数十年にわたり誠実に取り組んできた核外交が、米国の不誠実、約束の反故、そして軍事的攻撃と厳しい制裁という形で裏切られ続けてきたと指摘しています。殉教した最高指導者アヤトラ・セイイド・アリー・ハメネイ師の言葉を引用し、米国を信頼することは決してイランの助けにはならず、むしろ善意に対する見返りは常に不当な戦争と圧力であったと結論付けています。

JCPOAの教訓とハメネイ師の警告
2015年の核合意(JCPOA)の施行から約1年後の2016年11月、ハメネイ師は既に「核合意を敵の圧力の道具にしてはならない」と警告を発していました。合意の本来の目的は不当な制裁の解除であったにもかかわらず、交渉当事者ですら認めるほど約束は履行されませんでした。また、ハメネイ師は、米国が常に「軍事的選択肢」をちらつかせて交渉を強要する手法を批判し、米国が求めているのは交渉ではなく「押し付けと威圧(いあつ)」であると断じました。

40日間の侵略戦争と「核ファイル」の閉鎖
2026年2月28日にハメネイ師が暗殺されてから、4月8日に米国側がイランの10項目の提案を受け入れるまでの40日間にわたる侵略戦争により、状況は決定的に変化しました。この戦争で3,300人以上のイラン人が犠牲となり、間接的な核交渉の最中に戦争が引き起こされたことで、イランにとって「核ファイル」は事実上閉鎖されました。イランは、米国との交渉が国家の権利を浸食し、さらなる制裁と虐げ(しいたげ)を招くだけであることを痛感したのです。

主権としての核開発と今後の道筋
ハメネイ師は、他国の許可を待たずに独自の政策を追求する姿勢を強調し、ウラン濃縮を阻止するという敵の主張を「絶対的なナンセンス」と切り捨てました。イランは核不拡散条約(NPT)第4条に基づき、平和的な核利用の権利を主張しています。一方で、同じ地域で条約に加盟せず核兵器を保有するイスラエルや、2018年に一方的に合意を破棄して制裁を再発動した米国の振る舞いを強く非難しています。イランは今後、自立と強靭な科学的進歩を唯一の道とし、二度と核問題を交渉のテーブルに戻すことはないと宣言しています。

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