イギリスSky NewsとUAEとスーダン内戦 Sky記者は虐殺RSF高官の妻(笑)

Sky exits UAE news venture after genocide denial accusations
Mark Sweney Media business correspondent
Sun 31 May 2026 11.10 BST
https://www.theguardian.com/business/2026/may/31/sky-exits-tv-news-joint-venture-uae-genocide-denial-accusations

イギリスSky NewsとUAEとスーダン内戦

主要な事実(結論)
イギリス・メディア大手のSkyが、UAEの投資会社「IMI」との合弁事業であったニュースチャンネル「Sky News Arabia」から撤退し、戦略的および運営上の所有権をすべて放棄すると発表した。

ただし、ブランドのライセンス契約は新たに複数年結ばれたため、同チャンネルは今後も「Sky News Arabia」の名称を維持する。

撤退の背景にある問題(報道批判と不信感)
同チャンネルによるスーダン内戦の報道、とりわけUAEが支援する準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」による残虐行為をめぐる報道姿勢に対して、「ジェノサイド(大量虐殺)の否定や隠蔽(ホワイトウォッシュ)を行っている」との批判が強まっていた。

2025年11月、同チャンネルが「状況は安定している」とする現地レポートを放映したことを受け、スーダン政府は同国内での活動を禁止した。なお、そのレポートを伝えた記者はRSF高官の配偶者であった。

国連の事実調査団は、RSFによる行為を「ジェノサイドの特徴を備えている」と結論づけているが、同チャンネルは生存者の証言や衛星画像を否定するような報道を続けており、Skyの幹部内でも編集方針への懸念が募っていた。

両社の公式発表
Sky News Groupの会長は、これまでの実績に誇りを示しつつ「この変更(撤退)を行う適切なタイミングが来た」とコメント。

IMI側は、今後は完全な所有権を持って投資とプラットフォームの発展を進めていく方針を示した。

Sky(および親会社Comcast)の広範な戦略
今回の中東でのニュース提供からの撤退は、オーストラリアにおける同様の撤退(Sky News Australiaのブランドライセンス非更新と年内の『News24』へのリブランディング)に続く動きである。

親会社の米Comcastは、過去にもグローバルニュースチャンネル(NBC Sky World News)の計画を白紙に戻すなど、国際的なニュース事業の再編を進めている。



(追記)
Sky News Arabia’s former GM slams The Guardian’s ‘lazy journalism’ on IMI deal
By GABRIELE MALVISI
Updated 01 June 2026 18:15
https://arab.news/v4v9d

ガーディアン紙の偏向報道を元総支配人が「怠惰なジャーナリズム」と痛烈批判

合弁解消の背景を巡る対立
イギリスのスカイ(Sky UK)と中東のメディア企業IMIは、2010年から続く「スカイニュース・アラビア」の合弁事業の解消を発表した。これに対し英ガーディアン紙は、アラブ首長国連邦(UAE)が支援する「即応支援部隊(RSF)」に有利なスーダン内戦報道を行ったことへの「編集上の懲罰」であると報じた。

元総支配人による反論と矛盾の指摘
同ネットワークの元総支配人ナディーム・コテイシュ氏は、この報道を「怠惰なジャーナリズム」と猛批判した。もし編集方針や倫理性が問題視された決別であるならば、今後数年間にわたり「スカイ(Sky)」のブランド名を継続使用できるライセンス契約が新たに結ばれた事実と矛盾すると指摘し、即時の中断をしなかったことへの疑問を呈した。

純粋なビジネス戦略としての側面
コテイシュ氏およびIMI側は、今回の決定が報道への介入や監査ではなく、スカイの親会社による英国本国市場への投資集中と、中東地域で成長を遂げたIMI側の次の発展段階を見据えた「純粋に商業的なビジネス計画」であると強調している。

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